20190801(木)
パラシュートセッションが終わった。
それぞれの生きている表現ですすむ。
その道が時々クロスしたり、ぶつかったり、並行したりする。
他ジャンルと本気で交わりにいくと、自分のやっていることがよく見えたりする。
即興芝居の面白さと狭さ。
言葉にすることの深さと浅さ。
それらを抱えながら、また手放したりもしながら(笑)
今を遊戯する。
やっているときは「他ジャンル」なんて線引きもなく。
ただ、熊谷拓明と。
ただ、原田茶飯事と。
そして、今回初共演の「仕立て屋のサーカス」の曽我大穂さんと。
その存在から出てくるものと遊戯する感覚。
また皆さんの言葉に反応しながら、動いていく。
1部が終わって、休憩時。
楽屋にて話し合う。
曽我大穂さんの感覚を傾聴する。
1部を経て、今悩んでいることをシェアしてくれた。
その上で、ワタリが大事にしているものを、ものすごい拙い感じでしか伝えられていなかったと思うんだけど、とにかく言葉にした。
2部をさらに面白いものにしたいし、また、大きなエネルギーがうねりをあげていく中で、もう小手先では収拾のつけようもない世界にいくだろうことがわかったので、とにかく大事にしていること。即興で体現したいことを伝えた。
「乗っていく先をやりたい」という話をした。
曽我大穂さんは「わかりました」といった。
2部。
きっと「まとまり」として考えたら、今までで一番支離滅裂だったように思う。
でもそれぞれがやりきっていく。
またまとめされるものでもない。
その上で全部と呼応して動いていることを自由にさせていく。
また曽我大穂さんのパフォーマンスは圧倒的な感じになる。
音も大きいし、いろんな楽器がでてくるし、歌も歌うし、歌っていうか声っていうか。
途中ワタリのセリフも収録して音楽にしていた。
大きな刺激になった。
もうとにかくやるだけはやった。
あとはお客さんがどうか?と思っていたら、見に来てくれた人はなんだかすごい楽しそうだった。
パラシュートセッション。
どこに着地したかは、見に来たお客さんに心による。
熊谷拓明、原田茶飯事、曽我大穂さん。
集まってくれた皆さん。
会場の「月見ル君想フ」とタカハシコウキさんに大感謝です。
photo credit to ChiaWing_Chung
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