自分を観るのは大いなる学びになるが、工夫が必要だ

眠気に勝てない2025。
元来の夜型ですから。(※「不器用ですから」の高倉健さんみたいな言い方で)
と渋めに言えるくらいの夜型。
どうしたって夜起きちゃうし、朝寝ちゃう。
予定がない限り、いつまでも朝は寝る。
歳を取ったら自然と朝早くなるって言われたし、そう思っていたけど、まだみたい。

話は変わるんだど、ここ2ヶ月くらい自分の中のブームがある。
それは自分の歌を録音するっていうこと。
きっかけは去年の別府旅。
カラオケ大会に出るかもしれない流れになって、これはいかん!どげんかせんと!ってことでカラオケボックスにいって練習した。
採点モードで練習。

まずは難しいのはわかってるけど歌いたい歌を歌う。
平均よりちょっと下だった。
なるほど、まぁそらね。難しいもんね。でもちょっと下くらいなら良いじゃん。
じゃあ、もう少し高得点を狙って昔よく歌ってた歌をば。
平均よりちょっと下。
おいおいおい。あ、そうか、昔聞いてた歌って、別に高得点狙うために聞いてたわけじゃないし、適当に聞いてるから音程も間違えて覚えてたのかもね。
じゃあ、最近よく聞いてる歌でやってみよう。
平均よりちょっと下。

すいませ〜ん!店員さん、この採点機、何歌っても平均よりちょっと下の設定になってませんか?!なってますよね!

って全力で言い放って、ダッシュで帰りたかった。
じゃないと保てない自尊心。ココロ、危ない。
というか、どれを歌っても平均よりちょっと下を出せるってすごいのでは?突如でたワタリの新しいスタンドか?めっちゃくちゃいらないよ!

ってことで、そこらへんから、自分の歌をもう少し良くしようキャンペーンが続いており、その中で「自分の歌を録音してすぐに聞いて確認する」がブームになってます。
気持ちよく歌う。聴く。絶望する。
これがセットになっているんだけど、実に面白い。
自分が思ってたんと違う!ってはっきりわかるから。
で、何度も何度もやってると、「あ・・うんうん。良いんじゃない」って時がやってくる。
で、ワタリの耳も疑って、他の人にも聞いてもらう。「うん、良いんじゃない」となってひとまず合格。

で、思ったのはね、この「自分で自分を見ていく」っていう学び方。
即興だとよくやってたなぁと。
その昔、東京コメディストアジェイという場にいて多い時は毎週ライブやっていた時に、ライブが終わると毎度ライブハウスの人が映像をDVDに焼いてくれて渡してくれてたんです。(※めちゃくちゃ有り難い)
で、それをもとに振り返り。もとい当時は超強烈なダメ出し。
自分で観るのも地獄なのに、それに加えてダメ出し。地獄の先の世界線。

それはまた別のはなしで、言いたいのは「振り返りやダメ出しのために観なきゃいかん」という強制力がないと、なかなか見れなかったと思う。
そのおかげで自分で自分を見て「あ〜なにやってんだよ〜!」とか「そこは好き」とか「ここはもう少しゆっくり動いて」「思ったより何言ってるか分からないからハッキリゆっくり!」などなど、
過去の自分を生徒にして、今の自分が先生になって観ることができた。これがかなり自分の表現を成長させた。それにプラスして指導者のアドバイスがあり、ライバルがいた。

そら伸びますわ!
いまも自分のライブは編集してYouTubeにアップしたりもするのもあり、観る機会が多い。ゆえにこの「セルフ師弟関係」ができている。

文章だって、そう。自分の考えを言葉で出して、それをまた編集者ワタリが「あ〜ここはもっとこういう表現にしたほうが」とかやってる。

で、歌でもそれをやりはじめたから、上達すること間違いないね!って自分を鼓舞してますw
しかも動画よりも全然平気で、むしろ楽しみの中で自分の声を聞こてるのって不思議。なんか気楽にやれてる。

これ、ポイントとしては、「それをしないといけない」っていう状況(ライブ動画をアップするために観るとか、ブログを書くために文章書くとか)を作ることが大事。

そういうじゃっかんの強制力があったら、朝起きることも可能かもね!って書いてて最後に思ったのは

どげんかしてもこうなりたい!やりたい!っていう情熱が根っこにないと続かない。

早起きするのはもう少し先になりそうw

⬇️渡猛のインプロ・ワークショップ情報。都内(世田谷)にて継続開催して18年目。どなたでも参加できます!⬇️

 

⬇️渡猛が企画したり出演したりするインプロライブ情報はこちら⬇️

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次