ウィルスダイナミクスっていう自分の性質を知る診断みたいなもの知ってますか?
ウェルスダイナミクスとは?
ウェルスダイナミクスは、一言で言うならば
「あなたの才能を最大限に活かすフロー理論」です。この理論を知り活用することによって、あなたは、自分に合う正しい富の築き方が分かるだけでなく、何をどのタイミングで行うべきか、その感覚を身につけることができます。
ウェルスダイナミクス図書館
~あなたの才能を最大限に活かすフロー理論~
質問に答えていくと基本的な自分の性質とか才能の属性かわかるといったもの。
その昔、10年くらい前に流行った「ストレングス・ファインダー」は自分の強みがわかるもの。ロクディムみんなでやってみたのも懐かしい思い出。
そんなウェルスダイナミクスをひょんなことからやることになり、やってみたら今の自分にバチコンとヒットしたお話です。
まず自分の特性に大納得
質問に答えて出た結果、ワタリは「テンポ」という属性の中の「アーキュレーター」という性質をもっているって出た。(※ここでそれが何か?などは詳しく説明しないので気になる人は調べてみてね)
ワタリの特性として「継続」「探究」「調和」が得意という話でした。
まぁ、とっても良くわかるな〜と。
野球で言えば新庄剛志選手じゃなくイチロー選手。
記憶よりも記録。
とにかくひたすらにアクションし続ける。継続の鬼。
実行にうつるまえにはかなり熟考する。調べるだけ調べて満足することもあると。まぁ、ほんまにそう。
オンライン・コミュニティ「ワタリーボウヤ・サンガ」も熟考した。
ジャムタリラボも相当に熟考した。
その前の「懸垂野郎」なんてのも相当に考えて実行した。
ただ動き出したらずっとやれる。
懸垂野郎なんて誰のためでもないし、求められてもいないのに毎日懸垂してる動画をYouTubeにアップし続けて400日以上続いた。
オンライン・コミュニティは毎日生配信していてもうすぐ1500回を迎える。
都内で週に2〜4コマ継続開催しているインプロワークショップは16年目。
だから間違いなく「継続人間」。
のちに衝撃を受けることになる自分の弱点。それは・・
この「テンポ/アーキュレーター」が得意としない役割を読むと。
革新的なアイディアを出すこと。
システム設計を行うこと。
ネットワークの構築をすること。
集客をすること。
提案すること。
とあった。
・・・・え?
ワタリが超頑張ってやってることやん。終わってる。
でもここらへんはなんとなく分かってはいたんです。
このときも「あ〜はいはい。たしかにね〜」くらいの感じになってた。
思えば占いなんかでも「適職は銀行員」とか言われてて、そのたびに「なんでやねん!役者やぞ!」なんて跳ねのけていたんだけど。何回も言われるから「はいはい。またね〜」くらいに受け止めていたんです。
しかし、今年めっちゃ自分と対話しているからなのか、この「なんとなく受け止めている」っていう状態から「めっちゃ明確に気づく」という世界に突入したんですね。
なーんか気になってウィルスダイナミクスのことも調べて、また自分と対話していく
ある日突然
ホンマや!ホンマにめっちゃんこ苦手や!
と腑に落ちた衝撃たるや。
例えば「提案」。
本当に得意じゃないんですね。
苦手というレベル。
苦手って言う人ほど「それは回数やってないから」ってことがあるけど、それとは違うんです。
だって20年以上やってきてるからw
どれくらい苦手かっていうと稽古終わりに「飲みに行かない?」って誘うのも無理!ってくらい苦手w
革新的なアイディアを出すというのも得意じゃない。
即興やってる人は得意なのでは?と思われがちですが、そうじゃない。
実際にあるものをかけ合わせたりすることは得意。
でも0→1っていうのは実は苦手。
システム設計やネットワーク構築についても。
ワタリーボウヤ・サンガだってもっと良い設計かないか?
ワークショップでももっと良いやり方は?
と考えるがなかなかアイディア出てこない。
極端に遅い。動きが鈍くなる。
ワタリが得意なのは「調和」「探究」そして「継続」なのです。
だからワークショップでもサンガでも中身を探究することだったり、それを継続することに関しては何の苦もなくできる。むしろ楽しんでやれる。
調和に関しても。場が楽しくなることに命をかける。
若い時、居酒屋で大人数で呑むときに必ず誰かがつまらなそうな顔をしてることが嫌過ぎて、なんとか全員盛り上がる方法はないか?って悩んだ経験もある。
本当の本当の本当の本当に苦手やんか!って悟ったんです。
で、それが分かって本当に良かったっていうお話
即興してる人なのに提案が苦手って・・・ダメじゃない?
そんなふうには思わなかったんです。
即興について自分のやっていることを振り返ると、それが苦手だからこそ工夫している部分もかなりあって、なるほど!ってより自分のことがわかったり。(※これもまたおいおい書いていこうかと思います)
それは
白熊なのに暑いところにいるような。
雪に囲まれたサボテンみたいな。
キャッチャーなのにピッチャーしてるみたいな。
ポルシェで山道走るような。
自分の特性と環境があってるかどうかってだけの話。
なにより不幸なのはキャッチャーが得意なのにずっとピッチャーやってること。
一生懸命ピッチャーやって、一生懸命トレーニングしてるけど成績ふるわず。
何年もかけてやっと上手になっても、突如やってきたピッチャーの中のピッチャーに半日で抜かされることが起きる。
だから自分を知るっていうのは大変大事です。
苦手なことが明確に分かったから、これが得意な人とコラボしたりチームを組めばいいってわかったりしたことが嬉しいし。
なにより、いままで頑張って「良いアイディアを出さないと!」「誰もが『さすが!』っていうアイディアを出したほうがすごい。かっこいい」って思っていてそうできなくと落ち込んだりしていた部分もかなりスッキリしたわけです。
だって苦手だから、仕方ない。
ホームラン打ってる人のほうが花形で記憶に残ってまわりからもわかりやすく称賛されてっていう部分がある。
でも、自分はそうじゃなくて、コツコツとヒットを打つほうだし、チームがいい空気になるように支えてることのほうが得意なんだと。それこそが自分の生きる道なんだと。より腑に落ちたわけです。
だからこそ得意な人が良いアイディア出したときに「さすがだ!」と関心できるようになりました。
「有り難い」と感謝できるようになりました。
それと同時に「こちらがアイディアを出しやすい空気にしたのもかなり貢献してる」と自分を鼓舞できるようになったし、なんなら「こっちもこっちですごいから」とユーモアをもって伝えることもできるようになりました。
自分の乗り物を知ること。
知れたら自分が動きやすい環境をつくれる。
苦手なことは人に頼める。
ワタリはきっと提案が得意なクリエイティブな人とコラボしていくことがより面白い展開になるのかもと思う。
そうは言っても環境がそれを許さないときだってあるだろう
だからといって「提案が得意じゃないのでリーダーやめまーす」「設計が得意じゃないからオンラインコミュニティも解散です〜」っていうのは簡単で。
いまは苦手ながらも自分がやらなくちゃいけないってこともある。
でも自分の性質が分かっていたら工夫ができるんです。
提案が苦手なワタリがどうやったら提案できるようになるのか?
集客苦手なワタリがどうやって集客するのか?
いろんなマインドセットで実行にうつすことができるんです。
ワタリの場合は、斬新なアイディアでなく、自分が普段やっている行動上にあるものをコンテンツにする。
探究したものを言葉や動画で出していく。
スケジュールを決めて期限を決めて継続していく。
悲観的なのも性質だから、成果を気にしない。
とにかく自分で決めたアクションをやる。
そういう「工夫」をすることでたくさんの人にしってもらうように動かしています。
それをやり続けて、かつ、仲間を集めていく。
何が得意かどうかも分からず、ずっと自分で全部やらなきゃ!っていう状態じゃない分、未来は明るく、人生は楽しい。
自分を知ることは、幸せになることにつながると思ったお話。
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