「明るく元気に楽しく。協力しあってチャレンジしていこう。困ったらやり直そう」浅草六笑2024感想記

東洋館は夕方まで寄席をやっているので、それが終わってからじゃないと入れない。
ゆえに入り時間から開場までの時間がものすごくタイト。
しかし、いつも有り難く少し早めに開けてくれる。
または奇跡的に芸人さんが出てくれて、ちょっと前に入れる。
駆け足で仕込み&リハーサル。
本当に!本当に!ギリギリ!間に合った!ってのも浅草六笑あるある。(※いやだそんなあるある)
しかしながら今回も「あるある」だった。
そしてもう一つのあるあるは、そんなタイトなのにも関わらずやりたいことを詰め込むというロクディムの「あるある」。
カラースーツに物販ズでのオープニングとエンディング。
それぞれのリハーサルは絶対にやらないといけない。しかしまぁ時間がない。
本当にギリギリで、言語がとっ散らかっている状態のワタリの言葉に耳を傾けてくれる音響の永田マミと照明の山口明子さんに国民栄誉賞を与えほしい。
リハーサルが終わったのは開場の2分前。
音響、照明、受付、撮影のスタッフが本当に手練れたちだから間に合っている。
普通のと言えば変だけど通常はここから俳優たちは本番までの時間を自分の支度で使う。
しかしロクディムにはそれがない。
一瞬楽屋にもどって身なりを整えてすぐに客席にいく。
本番で使用するペーパーズを書いてもらうため、ではあるが、
メインは「関わりにいく」。
ネタがあるわけではない、台本もない。そんな中で観てもらうのは僕たち自身。
だから少しでもつながりを持ちにいく。
ワタリはステージからご挨拶とペーパーズの書き方を伝える。
今回も開場前に並んで待ってくれている人たちが列をなしていて、開場と同時に客席が賑わう感じになっていた。
それがなんだかとても嬉しい。

いつものロクディムライブだとわりと本番ギリギリまでその時間を取るけど、
今回はスーツに着替えないといけないから10分前には楽屋に戻る。
スーツに着替える。
その間も小田篤史が袖でマイクにて前説をする。
本番直前の1分くらいが、ロクディムの自分たちの時間になる。
お互いの顔を見て、「明るく元気に楽しく。協力しあってチャレンジしていこう。困ったらやり直そう」と言い手を合わせる。
おじさん達がそんな言葉を投げかけ合ってる様子は奇妙にうつるだろうか?
でも長年の経験からこれをとても大事にしている。
「明るく元気に楽しく。協力しあってチャレンジしていこう。困ったらやり直そう」
こんなシンプルなことが、とっても難しいライブをどれだけ経験してきたのか。
そしてそんな経験が、こんなシンプルなことが大好きで、それがロクディムのライブに不可欠なんだって教えてくれた。

さぁ本番は・・。

いつもと変わらず、いや、いつもにも増して個に磨きがかかったロクディムライブだったように思う。
だからこそぶつかる。
それでもなんとかして関わろう、とにかく今ここでつながり遊ぶ、という相手をどうにか活かすためにやり合うというロクディムの即興ができたと思います。
個人的なハイライトは、ラストの大きなうねりの中でも「ちょっと待って!」といってる名古屋淳に「待って!名古屋淳がなんか言ってる!」と2回も止めたこと。
それが良かったのかどうか?はこれからアンケートなどを読んだりメンバーの話を聞いたりして振り返っていきたいと思っているけど、ワタリ的にはそれができた自分は好きだと思う。
終わったあとにメンバーか傷ついているライブはしたくない。
それはもう何か地球か半分になったくらいしんどい。
それは究極ワタリがコントロールできることではないんだけど、どこまでいっても50%しかやれないが、やれることは全部やったほうが良い。
あとは宍戸勇介のペットボトルの蓋が今でも心に刻まれている。なんだろう・・あの人。すごい。

今年もいろいろあったロクディムの今年最後のライブだからこそ、悔いのないプレイがしたかったから良かった。
と、今の段階では思っている。
分からないごこと、理解できないことを自分のわかるように曲解したり何もなかったかのようにスルーしたりせず、「え?なぁに?」と確認する。だからこそ、どこまでいっても分からないこともやってきて「困ったなぁ」となるんだけどw
それが面白いなとも思うのです。
この人間臭さ、決してスマートじゃない、ときに転んでときに誤ってそれでも笑い合うやりとりを愛す即興を楽しんでもらえたら最高です。
ご来場くださり一緒に大笑いした皆さま、スタッフ、コニタン、本当にありがとうございました!

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