20190827(火)
本日のワークショップは少人数。
5人。
コンタクトワークをしたあと、
2人組で関係性を決めて90秒のっかっていくワークへ。
その時に参加者が「あ〜苦手なやつだ〜」と言葉を漏らした。
そこからやった90秒は案の定、なんでもないものだった。
また1組も趣旨とは違う即興をしている。
そこで絵を書いて説明してみようと思った。
相手に乗っかる。乗り合う。
それを実現するには、基本的にまず自分が楽しい状態になっていないとできない。
楽しい状態になっていない。不安になっている。
それはその人から表出している。
共演者が意識的にも無意識的にもその影響をうける。
経験者なら、その状態を芝居が始まる前に払拭するように関わっていく。
最悪なのは、それぞれが不安な状態のとき。
自分のことで精一杯になっている。
そうなると相手に全身全霊で関われない。
自分を守りながら、片手間にやりはじめる。
その状態では乗れない。自分にすら乗れない。
自分の意識が現実をつくっている。
どうしないといけないわけじゃない。
でも自分がどうしているのかを知っているのは大事だとおもう。
そうじゃないとただ惰性で流されてしまう。
どうせやるなら本気をオススメします。
ということを伝える。
どんな時間にするのか?を自分で選んで動いていく。
そしてなかなか思うようにならない人間関係というのを楽しんでいく。
たくさん間違うから成長する。
そういうのを熱ももって伝える。
参加者が理解していく。
そして顔が変わっていく。
それぞれが自分で自分の今を作ろうと働きかけていく。
流れができる。
その流れに皆がのっていく。
場ができあがっていく。
さっきまでのは、ただ先生の言うことになんの感情ももたず従っていく奴隷のような生徒と同じということがはっきりわかる。
その後はとっても熱のあるやり取りになった。
芝居もそうだけど、その後の振り返りの向き合い方が違った。
自分と相手と向き合っていく。
「相手とともに稽古する」という環境になった。
あっという間の3時間だった。
Photo by Joshua Newton on Unsplash
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