【WSブログとライブ情報】自分に忙しい人、自分感情史上主義について。ウージ★ボーヤとパラシュートセッション情報も

ワークショップ時に、

嬉しい楽しいの状態で、問題を起こさず、相手の言っていることややっていることを受け入れて関わり合うというのがある。

これがなかなかに難しいんですね。そして奥深いんです。

しかし自分に忙しい人はなかなかにこの奥深さを知ることができないんです。

自分に忙しい人というのは色々ありますが、ひとつは「自分感情至上主義の人」というのがあります。

ポジティブにっていう話をしているのに、

「ローから入りたかった」「問題を起こしたいんだよね」

という人。

即興だから自由なんじゃないの〜?つて。

自分の感じていることを出すんだから、なんで自分の感じていることでやらしてくれないの?つてね。

理屈があるんですね。

もちろん即興は自分の感情を使います。

でも、どのレベルで言っているのか?が大事になってくるんですね。

自分の得意なものや、自分がやりやすいことのために言っているのか?そうじゃないのか?

そうでなくても

稽古は「ある条件、制約の中でやる」からいろんなことが見えてくるということがあります。

それを知らずに、

今の自分の感情や衝動だけでやりたいというのは、

ルールを無視して野球をやるようなものなんじゃないかと。

「思いっきり打つことが気持ち良い」史上主義の人は、とにかく投げてきたボールを打つことが快感だから、それをやりたい。

また

「思いっきり投げることが楽しい」史上主義の人は、ストライクゾーンとかどうでもいいから、とにかく思いっきり投げたい。

そういう人とは野球はできないよね。

「自分の感情史上主義」の人が言ってることってこれと変わりないようにワタリは感じる。

そういう人がやる即興というのは、

好きなところに投げているボールを、ダッシュして取りにいってコケてる人を見て笑われるようなものだったり、

好きなところに投げているボールを無視して、(または受け取っているフリをして)、相手も勝手に好きなところに向かってボールを投げている完全ミスコミュニケーション(またはコミュニケーションしてる風)だったりが多い。

自分の言ってることも相手の言ってることも大事にして、乗り合っていくからこそ、超えていける世界がある。あるんです。

もちろん、上のやり取りが好きな人もいるだろうから、それが間違っているというわけではない。ないんです。

ただ、ワタリやロクディムがやっていることは全くそれとは違うなぁと。

そんなんだったら人生かけてハマらない。

とんでもなく面白い。とんでもなく楽しいし、気持ち良い。

だから、一緒にやるってなったら、それを体験してもらいたいなって思う。

そんな欲があります。

そういう意味では「グルーブ感」「共同意識」「無我夢中」の史上主義なのかもしれません。

どっちが良いっていうか、ワタリはそっちが好きっていうことですね。

LIVEでもワークショップでも共演するときでも、そういう即興ができたら嬉しいって思います。

というような考えにいたる「自分が大事にしていきたいこと」を見つけることができる良い機会がありました。

今月と来月は、

ウージ★ボーヤだったり、

パラシュートセッションだったりと、

ロクディムじゃない即興ライブがあります。

大切のものを胸に熱くもっていこう。

どちらも是非に!

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パラシュートセッションの詳細は以下!

8/1
パラシュートセッションVol.71
「曽我大穂 (CINEMA dub MONKS) × 原田茶飯事+渡猛+熊谷拓明」

Open 18:30 Start 19:30
adv. ¥3,000 door. ¥3,500

2バンドが向かい合い1曲ずつ交互に演奏する、全く新しい対バンスタイル、パラシュートセッション。これまでに3度出演し、その垣根を超越した存在感が、イベントの名物になりつつある、即興遊戯者、渡猛と全方位型シンガーソングライター原田茶飯事。

対するは即興のスペシャリストCINEMA dub MONKSより曽我大穂が登場。

極上の表現と表現が、緊張感あふれるクリエイティブな空間で、一体どんなマジックが生まれるのか?是非お見逃し無く、目撃してください!

パラシュートセッションとは?
「パラシュートセッション」=「2バンドが向かい合い1曲ずつ交互に演奏する、全く新しい対バンスタイル」。月見ル君想フの客席に2組のアーティストが対峙するようにセッティング、1曲ずつ交互に演奏をする、いままでにない2マンライブ。会場の天井には「一体どこに着地するのか」といった意味合いを込めて、本物のパラシュートが張り巡らされ、オーディエンスは2バンドを取り囲むように観る事が出来て、演奏者の生音や息遣いまで聴こえるのが特徴。両者セットリストを決めずに1曲ずつ交互に演奏して行く「ワンマンでもツーマンでもない」スリリングなライブスタイル。2013年にスタートして、月見ル君想フの名物イベントとして定着、すでに70回以上開催している。

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Photo by Mathieu Manchin on Unsplash


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