京都の大学で非常勤講師をしてるんだけどね。
先日、前期が終わって生徒たちからレポートが集まったんです。
すべてオンラインで開催した今回のワークショップ、感想を聞いたら、この授業が生徒たちにとって「救い」となっていたことがわかった。
ほとんどの授業はPDFかオンデマンド(収録したものを見る)になっていて、ワタリの授業のように「顔を出してコミュニケーションをとってすすめていく」ものはほとんどなかったという。
大学にいくために地元を離れ一人暮らしをしている学生もいて、コロナで一度も大学にいくこともなくオンラインに切り替わった人なんて、「家→オンライン」しかなく人としゃべる機会すらなくなっている。
それもあってワタリの授業が「本当に楽しかった」「救いだった」という声があがっている。
「資料として見せられるようにしたいから今までの授業でレコーディングしてるものを編集してまとめよう」
となった。
これも今までだったら不可能なことだった。
リアルで開催していた今までは、授業にカメラを入れることは、やったこともない即興のワークを受ける生徒からするとかなり負荷になってしまうから難しいかった。
だけど今回は録画をしている。オンラインだからできたこと。
ということで、どんな授業をしているのかを残すことができた。
これは大きい。可視化できることって「言葉で伝わりにくい」ものにとってはそうとうに大事なこと。
そしていま編集していて、自分でもいろいろ勉強になる。
また生徒のドキュメンタリーとしても非常に面白い。
学校でのことなので、公には出せないのがもったいない。
なんとかできないのかな~?なんて思いながらいま必死にまとめています。
Photo by Jasmine Coro on Unsplash
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