2年ぶりのシーソーズでのライブ。会場は四国学院大学の中にあるノトススタジオ。
4日間のワークショップ。今回はワタリが2日間。永田マミ氏が2日間担当した。
学生と劇団員とワタリとマミの四つ巴。
大学生は卒業し、社会人になるタイミングの子が多い。
ゆえにもう同じメンツではやれない可能性が高い。
どのライブも究極的には同じだけど、より一期一会感のある企画。
だからこそ、インプロを紹介するライブというよりも
出演者が今感じていること、考えていること、やりたいこと、悩んでいることがステージに乗ってくるような構成を考えた。
出てきてものをみんなで即興の劇にする。
協力しあってなんとか形にする。
その「関わり」を見てもらおうと思った。
ワークショップも本番前もずっとメンバーの不安や、想いをシェアする時間をつくる。
今回インプロデビューする子、ものすごく久しぶりにやる子もいて、その子達が自分を隠さずに、いまの自分をみて、相手に集中して即興するか?を大事にした。
結果、
純度の高い即興ライブになったと思う。
決して派手じゃない。でもひとつひとつが丁寧に、かつリスペクトをもってみんなが関わったと思う。
隠さずに、チャレンジする。
これがどれだけリスクのあることなのか?尊いことなのか?
できうる限り見てる方に伝わるように進めた。
客席で涙を流している人たちもいた。
「なにか」が心を打った証拠で、それこそ即興の醍醐味だと思った。
ワタリの個人的な感想としては
毎月のマツリライブをディレクターとしてやっている経験値が間違いなく身になってきていると感じた。
なので間違いなく2年前よりも深化したライブになったと思う。
いやぁ、とても楽しいライブでした。
終演後、参加した子が感想で、「本当にやれて良かった。明日からも頑張れる」とあった。
生きるチカラをお互いに渡し合う。これも良いライブの証拠だ。
ご来場くださいました皆さま、また今回も呼んでくれた仙石佳子氏。
本当にありがとうございました!







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