マツリのあと、考えたこと。限りある時間で、僕「今」を全力で遊ぶ理由

史上最多人数出演で、そして今までで一番お客さんが集まったマツリライブを終えた次の日。
いつもより少し遅めに起きて回らない頭で考えたことからブログを書き上げます。

決して若くはないメンバーで構成されているマツリライブ。
みんなそれぞれに仕事をしつつ、自分の人生を生きつつ、このインプロライブに出演してくれている。

忙しくて心失うときもある、体調が芳しくないときだってある。

それでもこうやって集まって稽古をしライブを続けている。

毎回、奇跡のような時間だなって思う。

目次

コントロールできない現実と、必ず訪れる終わり

人はコントロールできない。どれだけ大切に思っていても、どれだけ一緒にいたいと願っても。

そして、人はいつか必ず死ぬ。

だから結局、自分自身の人生を、ひたすらに生きていくしかないのだと思う。

でも、その必ず訪れる「死」とは、一体何なんだろう? いたずらに不安がるのではなく、自分なりの捉え方を持っておくことは、きっと大切だ。

医者が死亡宣告をした瞬間が、本当に「死」なんだろうか? 体はまだ温かく、一部の機能は続いているかもしれない。もっと言えば、「自分」という存在の境界線すら曖昧だ。
畑で採れたキャベツは、食べれば体の一部となり、もはやキャベツではなくなる。そして、自分から排出されたものは、また土に還り、新たな命の一部となる。全ては循環している。

そんな話を養老孟司さんの何かの本か、または動画で見たような。

そんな考えを自分の考えのように話したりしている。これももう境界線がない。(※もうちょっとちゃんとしたい)

どこからどこまでが「自分」で、どこからが「自分でない」のか?

生まれた瞬間も、そしておそらく死ぬ瞬間も意識はない。

だったら、あまり気にしたって仕方ない。

で、ワタリが結局行き着くのは「今を生きろ」「この世を楽しみなさい」という、とてもシンプルなメッセージになる。

あれこれ考えても仕方のないことに囚われるより、目の前にあるこの瞬間を、どう味わい、どう楽しむか。

かつて、生きること自体が必死だった時代には、「楽しむ」余裕などなかったかもしれない。(※いや、むしろ、命がけの日常の中にこそ、強烈な「生」の喜びがあったのかもしれない、なんてことも想像する)
それも結局は、その人が世界をどう受け取るか、なんだろう。
悲観するのか、楽しむのか。
他責か自責か。
この世界をどう見るのかは自分次第。

じゃあ、現代を生きる人たちは、どうやってこの世界を楽しめばいいのか?

ワタリにとっての答えは、やはりインプロ(即興)の中にある。

ただ、目の前のことに反応していく。それを全身全霊で楽しむ。

それが、ワタリがインプロを通して体現したいことであり、届けたい価値でもあるのだ。

次回のマツリライブやヒトリワタリの情報は以下ですし、ワークショップもやってます。

マツリライブ↓

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