天然パーマたちとの付き合い方

結構前から気になっていることがあった。

それはね

自分の髪の毛のこと。ババーン!

はい、今日はもう皆さんが聞きたくて聞きたくて仕方がなかった「今後のワタリの髪型をどうするか?」についてのお話をしますよ!やったね!

生まれも育ちも天然パーマなワタリ。

そしてここ何年かはもうずっと長髪でございます。理由は超楽だから!です。

お団子にするなんてもう秒でできる。天パが良い感じで活かされます。

で、2年くらい前までは横と後ろを刈り上げる「マンバン」というスタイルでやっていたんですね。しかしずっとセルフでバリカンにて刈り上げをしているからか、じょじょに刈り上げ部分が広がっていってしまって、そうなると長い部分の面積がどんどんなくなっていって「これはいつの日かラーメンマンみたいになるぞ」と、いつかくるラーメンマン時代にたいして刈り上げ部分の比例するように不安も広がっていったんです。

そんなとき、町中で見かけた刈り上げていない状態でお団子している外国人の方が現れてね。まぁかっこよかったんです。

「あああ、あれだ!」なんて思ってね。

もうこれは横も後ろも伸ばして全部ひっくるめてお団子にしたら完璧や!と、決めて伸ばしはじめて2年。

ある程度伸びました。でもまだ横と後ろがほつれたりするからピンで止めていたんですね。

で、冒頭のずっと気になっているっていってるのがね。

「耳のあたりの毛たちがいつまで経っても伸びない」ということ。

この子たちが伸びてはじめてピシッとしたお団子になる。

でもなぜか伸びない。ゆえに耳あたりがいつもボワッとしてる。

他の部分はまぁまぁ良い感じにね伸びてるんです。

これ、耳あたりはねピーンって伸ばしても10センチくらい。

この子たちが伸びるのまっていたらあと2年くらい??それまでずっとピン・・・?!

ってなると「うーん」となってたんです。

ワタリ天然パーマ国立高等学校にて。
先生「いや〜みんな実に優秀だ。サイン・コサイン・タンジェントも終わりベクトルもできる。これは新学校として順調ですよ。しかしだ。
おいお前ら!」
耳付近の毛「はい!」
先生「どうした??」
耳付近の毛「すいません!」
先生「いや、すいませんじゃ分からないんだよ。君たちは掛け算引き算で止まってるじゃないか?」
耳付近の毛「すいません!頑張ります!頑張りますから!」
先生「・・ミミフキンよ」
耳付近の毛「・・・はい!すいません!」
先生「謝るのは先生のほうだ」
耳付近の毛「え?」
先生「なんだよ。その返事は。いつからそんな不安いっぱいな状態になったんだ?」
耳付近の毛「・・・でも・・・だって、僕たちの成長が遅いから皆に迷惑かけてしまって・・いっつも遅くで・・ダメなんです・・・どうしようもないんです・・・ううう」
先生「おい!」
耳付近の毛「はい!」
先生「馬鹿野郎!」
耳付近の毛「え?」
先生「馬鹿野郎は先生だ!先生馬鹿野郎だ!」
耳付近の毛「・・先生!?」
先生「ミミフキンがこんな状態になってる。でもクラスメイトは皆気づいてない。とにかくお団子を完成させることにいっぱいいっぱいだったからな。でもそんなのダメだ!糞だ!」
耳付近の毛「・・・せんせ・・い?」
先生「今までよく頑張ってきたな。辛かったろう」
耳付近の毛「せんせい」
先生「皆、それぞれの個性ってのがあるんだ。能力も違う。ミミフキン以外にもいろんな個性がある。うなじは1番ひねくれていっつもグリグリしてるし、もみあげは左右で生え方が全然違う。そうだろう!」

うなじ「べつにひねくれてねーし」
前髪「それ答え方がひねくれてますけど!」
うなじ「うるせーブス!」
前髪「なにそれひどい!」

もみあげ「僕たちはたしかに生え方が全然違います。だから右側から見る人と左から見る人で全然違う印象持たれたりねふふ」

先生「な!皆ちがうんだ。で、それでいいんだ!」

耳付近の毛「先生!」

先生「ミミフキンはのびるのが遅い!でも」
耳付近の毛「でも!」
先生「短かったらめっちゃ清潔感がでる」
耳付近の毛「!!!!」
先生「いままで自分の魅力活かしきれない方向にも関わらず・・文句もいわない。たくさん頑張ってくれたな」

耳付近の毛「先生!先生!うわ〜!」
先生「おーよしよし!泣くやつがあるか!よーし!皆校庭にでろ!」

「わ〜!」

先生「3年B組!」

「マンバン先生〜!!!」

という流れで(どんなながれ?]刈り上げることが決定しました。

もうね前から決まっていたと思うんです。マインドがね、別れを決めたカップルのごとし。

あんだけ好きだった彼の嫌な部分しか見ないようになるし、彼がいなくなったあとの世界を想像して(なぜ女性目線なのかは謎です)
あ~この時に刈り上げしてたらもっと楽だったのに。
あ~いま刈り上げだったら・・・。

そう思うことだらけになり。バリカンを持つ日まではそう長くはありませんでした。

その日は夜中にきました。

いざ刈り上げへ!しかし・・・

ウッシ!やったるで!

と手鏡をもって風呂場へ。

風呂場にある鏡と手持ち鏡を駆使して、刈り上げる部分を決めていきます。

しかし、ここで速攻で行き詰まるんですね。

いままでもマンバンスタイルしてたし、バリカン自体は扱い慣れているから「あっという間にやれる!」って思っていたらそうじゃない。

現在のこのめっちゃ髪の毛ながい状態でやるのは初!

なんかすぐにバリカンは・・できないよね・・これ・・・・どうすれば?と思い色々調べる。

まぁ簡単にいえば刈り上げたくない部分をしっかりまとめる。クリップとかで。

クリップはないからヘアゴムでまとめる。しかしこれがめっちゃ難しい。

天パのワタリの髪だから、毛達が結託してるんです。他の毛とこんがらがってるんです。

だからうまいこと分かられない!

「分けられてたまるか!」という結託感!3年B組感!

俺たちは全部で1つの存在なんだ。そこらのサラサラヘアみたいに淡泊で冷たい髪じゃないのさ。とにかく絡み合ってクルクルってさ!もうほどけないレベル!そのレベルの絆!メーン!

とうなじ野郎が熱々のリリックを打ち込んでくる。

こいつらを引き離してやるのは無理だ・・・。

ということで、とにかく感覚でやることに。(暴挙)

まず左サイドから。間違いなくここは刈る!という部分の毛をざっくりハサミで切って、あとは細かくバリカンをいれていく。すぐにまた鏡で確認。

それを繰り返すことに!

やっていくとなんとなく慣れてくる。いいぞ。いいぞ。

という戦いの末。

これが

こうなりました!!

いいじゃん!!!

まぁよーくみたら荒い部分あってそこはまたゆっくりやっていきますわ。

ということで、またワタリ、マンバンスタイルになったよのお話。

世界に200人いるといわれているワタリと同じように天然パーマでマンバンにしたいけどどうすれば?って悩んでいる人に役立つ記事!

ご参考までに!ふふふ。

JAM TARI LAB
404: ページが見つかりませんでした | JAM TARI LAB 即興遊戯者・渡猛か運営するwebsite。「素直な心と身体で遊ぶ」を探究し続けるラボ
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