2021年9月4日(土)。ロクディムがクロコダイルでライブをします。

ロクディムが9月に単独ライブをやります。

その想いや、テーマなどを語りますが、なりより大事なのは「いつどこよ?」っていう情報だと思うのでなによりも最初に(そして最後にも)出しますね。

『ロクディム第19回東京単独ライブ』

日程:9月4日(土)

時間:開場13:30/開演14:00 開場17:30/開演18:00

料金:5,000円(ワンドリンク付き)

場所:原宿クロコダイル

住所:〒150-0001 渋谷区神宮前6-18-8 ニュー関口ビルB1

クロコダイルでやると決めた経緯と想い

「クロコダイルでやろう」という発言がでたのはいつだったか?

まだ風も寒い時期、3月とか4月だったように思う。
2020年無観客で走り抜けたロクディムはこの頃、わりとオンラインでmtgをしていた。
「あらためてこれからどうしようか?」という内容だった。

メンバーそれぞれの生活も変わり、リアルで逢う機会も減り、ライブをしても打ち上げもせず定時で帰って早く家でゆっくりしたい人のようにサササと帰っていく。コロナの前の時代のような交流が減っていた。

なんとか前を向こうというためのmtgだったけど、スイッチが切れかけの1日の終わり近くに始めて夜中まで語っていくmtgは、なんだかドヨンと曇りがちだった。
極端に減ったライブ数。逢って交流ができない。それはしっかりと「ドヨン」という名のモンスターみたいに表面に現れだした。
また「ライブもやってない、逢ってもいない。でも人生は進んでる。 あれ?進めてるじゃん!」という事実が自分たちの存在理由さえもドヨンさせていった。

あれ?これ・・火が消えちゃうんじゃないか?

そんなことを感じはじめた。

「とにかくライブをやろうよ!誰のためでもなく自分たちのためでもいいよ!」

そんなふうにいったどうかはもう覚えていない。でもそんなことをmtgのときに言った。

とにかくライブをやろうということになり、どこなら気持ちがスカッとしたりワクワクしたりするか?なんて話をしている中で出てきた「クロコダイル」。
ワタリの中で火が一段と大きくなった。

クロコダイルという原宿にある老舗のライブハウスは、ロクディムが誕生した場所でもあり、それ以前にも東京コメディストアジェイというチームとして8年間多いときで毎週のようにライブをしていたホーム。

汗と涙と血(心のね)が染み込んだ場所。誕生と青春の地。

そこでやったらとにかくロクディムメンバー皆が「やっぱり楽しいよ!最高だよ!」ってなるに違いない。

そう思って声を大きめに提案した。

オンライン、PCの向こうで皆が反応した。
「いいね」「賛成」トントンと決まる!かに見えた。

「ん~あまりピンと来ないな」

1人だけドヨンがいた。
小田篤史だった。いや小田・ドヨン・篤史だ。

「あえてクロコダイルでやるっていうのが・・ん~なんだろな・・。」

なんだかわからない。でも何かがドヨンとしている。

「とにかくやったらいいじゃん!ね!」となかば強引にいってみる。すると

「まぁ、僕抜きでも問題ないと思うから」

という言葉が出た。

チームが解散したり、またチームでなくて1つの恋愛の終末を向かえたことがある人ならわかるだろう。
あの暗く冷たい黒い闇がまわりから迫ってくるような空気感。
それってオンラインでも出せるんだな~っていうことをすこし俯瞰したところから思ってるワタリがいる。それも含めての終末感。

なにか言わないと・・・闇が・・!

そう思ったワタリは

「クロコダイルでやるライブは・・・・全員集合じゃないと・・意味がない・・絶対!」

どこの青春映画のセリフだろうか?
売出し中のキラッキラの子が言う。それをキラッキラのイケメン俳優が受け止める。それであればサマになった。
しかし、画面にうつっているのは皆40代。
そして相手はドヨン。
でもなりふり構わず言った。
そんな漢42歳。渡猛の目から涙が流れた。

そう、泣いてしまった。

自分でもびっくりした。
PCの向こうの皆も「・・え?!タケシ・・泣いてる!?」ってなってる。
漫画だったら「!?」とか「・・!」という字がメンバーそれぞれの顔についてるようなわかりやすい表情だったようにおもう。

ワタリは流れる涙を止めるのに必死で喋れない。

皆も「・・」ってなってる。
お前ら付き合ってたの?!って空気感だったかもしれない。

沈黙。

その沈黙はどれくらいの間だったか覚えていないが続いた。
誰もどうしていいかわからないよなって思う。
でも沈黙を破ったやつがいた。

カタヨセヒロシだ。

「タケシとアツシで2人で喋ってみたら?」

ははは。
とワタリは笑った。なぜ笑ったかわからない。ヒロシがどういう気持ちでそれを提案しているのか慮る余裕がなく、その分からなさ故に単純に笑ったのかもしれない。
もしくはこのドヨンとした空気がすこしでも解消されるのであればなんでも良い!とにかくなんか来たら笑う!という姿勢だったのかもしれない。

そんなよく分からない笑いのあとにヒロシがまた続ける。

「僕はタケシがそこまで感情的になるっていうことが良いと思っていて、あとはそれを納得がいくまで2人で話し合ってもらって、それででた答えであればなんでもいいよって思ってる」

それで空気がかわった。皆も「それがいいねっ」となり、「あとは若い二人でおほほほほほ」と言うお見合いのようにスススーっとオンラインmtgから退出していった。

2人で話す。ここでしっかりと熱を伝える。ドヨンと対決する!
なんて思いは数分で終わった。アツシの話しを聞いてみたらワタリの予想とは全く違った答えが返ってきた。

それは

「やるならもっとちゃんと稽古して、とことんやろうよ」

というものだった。激アツだった。激アツシだった。

「去年みたいにコロナのせいもあって全然あえなくてオンラインでやり取りして稽古もできなくて、その中で無観客でライブをしていて、それを今年も続けるんだったらクオリティの低いものをやることは目に見えている。それなら僕はやりたくない。やるならちゃんと稽古がしたい」

ざっとまとめるとこういう内容だった。もうびっくり!

「おれ・・・もう・・・」っていう内容のちょうど真逆だった。

じゃあやろう!ワタリももとよりそのつもりだし!

2人で向き合って良かった時間となった。

そして

ロクディムは久しぶりに「クロコダイル」でライブをすることが決まった。

今回の実際のテーマは?

やると決まった。

日程も決まった。

やる前の皆の状態や決めた経緯やそれぞれの想いはあれど、やるとなったら来てくれるお客さんに何をお届けしたいか?になる。

やるとなったらとことん楽しいものを!しかもクロコダイルで!

決める時に言葉にしていたのは「原点回帰」というもの。

ロクディムのホームであるクロコダイルだし、初心に帰るという気持ちで臨むには最高のもの。

じゃあロクディムの初心、原点ってなんだ?って改めて考えてみる。

昔、クロコダイルでロクディムはどんなライブをしていたのか?

自分の中の記憶は曖昧だ。

だから写真を掘り起こしてみた。

え?

は??

おいおい。どんだけふざけてるんだ?

そうか、ハメ外して遊ぶ。やったことがないことにも果敢にチャレンジする。それがロクディムの原点。

いや、今だってやったことがないことにチャレンジしている。無観客オンラインライブだってかなり先駆けてやっている。去年開催した劇場に一組だけお客さんを呼んでライブをするなんて超がつくほどのチャレンジだ。しかもドキュメンタリー映画までつくってる。

しかし、この時の、クロコダイルでのライブは・・もっと子供心というか・・悪ふざけみたいなニュアンスがある。

写真は今から12年ほど前のロクディム。皆、20代とか30代最初。

その子供心を、がっつり入れる!

そんな決意のもと、改めてロクディムで集まり、撮影しました。

今回、クロコダイルでロクディムは原点にかえり、かつ新しい時代をはじめます。

そんな想いを写真にしました。

「原点回帰」からの「玄天改軌」

玄天・・広く天および天にある太陽、月、星
改軌・・鉄道の軌間を変更すること。レールの幅を広げること、あるいは狭めること

ロクディムは六次元。その幅をさらに無限になるように広げていく。

世界に、宇宙にむけて無限に活動していく。

ってことでバンドはじめました。

9月4日(土)、クロコダイルにてロクディムの新しい時代の幕開けを一緒に体験しましょう!

『ロクディム第19回東京単独ライブ~玄天改軌~』

日程:9月4日(土)

時間:開場13:00/開演14:00 開場17:00/開演18:00

料金:5,000円(ワンドリンク付き)

場所:原宿クロコダイル

住所:〒150-0001 渋谷区神宮前6-18-8 ニュー関口ビルB1

肝心なるチケット発売は!8/5(木)AM10:00からスタートします!スタートしました!

チケット&詳細は以下ですー!

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。