自分を俯瞰するには

きっと「なにか意味のあるものを提示したい」という欲が出ているんだと思うんです。

ここ数日、ブログがなかなかに書き出せないことがあります。

頭になかなか浮かんでこないからひとまず書き始めたりすると、なんとなく「書きたいこと」が見えてきてそのまま進めていったら形になったなんてことが多いんですが、最近はそれも「・・なんか違うな」ってなって、書いては消したりしているんですね。

あれれ?なんでこんなことに?っておもって自分の中を探ったら冒頭の

「なにか意味のあることを提示したい、いや、しなきゃ」っていう気持ちが強い可能性を発見しました。

その欲を消したら何が出てくるんだ?っていうと

「ジェットストリームのボールペンを諦めてPILOTにしたらめちゃんこ具合が良い」
「また字をしっかり書きたいブームがきてるよー!」
「武道の稽古をしていてわかる自分の思考の癖」
「クックパッドってすごいよね」
「もう挽きたてじゃないコーヒーに戻れない身体になっちゃったどうしてくれるのよ!」

なんて話題がドドドと出てくるんです。

あるじゃん。書きたいことってなるんです。

そういうのを止めてしまうのがこの

「より良いものを読者に提供したい」

という欲。

それが悪いわけではないんだけどね。

ただ、その欲に気づかないと

「なんか書けない・・・」となって、「書きたいことがないのか・・・」と自分にがっかりしたり「書かない~!どうするんだー!」って焦ったりしちゃうところでした。

その欲に気づいたから「そもそもなかなか書けないということと、その理由」について書けるわけで。

自分がどこで何しているのか?というのをどれくらい上空の視点で見れているのか?によって、今の自分の思考や表現が変わるなぁと。

これもトレーニングなんだろうと。

今を感じるということから始まるのは即興と同じ。

フッと息を吐いて、ひとまず今にいてみる。

それでも分からなかったら、ひとまずあっちいったりこっちいったりしてみる。

動くからわかることがたくさんある。

なので、自分が何を考えているのかわからなくなったら、まず言葉にしてみたり歌ってみたり、呼吸してみたり。動いてみるといいかもしれません。

という話になりました。

Photo by Filipe Dos Santos Mendes on Unsplash


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