「オンライン・ワークショップ」を4月から始めています。
普段使っている場所が15日まで閉鎖するということだったので、ひとまず「16日までオンラインでやる」ってなっていたんですが、非常事態宣言が5月の連休までっていうこともあるし、ワタリ的にも新しい時代にたいして色々考えたいということもありで、ひとまず5月頭まではオンラインでやることにします。
ワークショップの情報はこちらからでも、このメルマガの下にもあるので見てやってください。
昨日もオンライン・ワークショップをやっていて、最初に皆の近況を聞いたら
「仕事がなくなった」
「会社じたいでは保証が出せなくて、とにかく収入を半分以下にして国からの保証をもらうしかない・・でも本当にでるのかな?」
とかなかなかにシビアな状況を聞くことができました。
そんな中、皆で笑いながら「心の濃厚接触」をしていく。
「この時間がとても大切になっています」という声もあった。
状況は変わらない。しかし、その中にいる自分がたくさん笑ったり感情を発することで、大変な状況に向き合える身体や精神をつくることができる。
そんなきっかけになっていることがワタリの救いだったりもします。
オンラインで、皆自宅からだったりもするので、中には子供が途中で入ってきたりするハプニングも楽しい。
ものすごい微力ながら、すこしでも楽しい時間をつくることができるのであればやる価値はある。
だけど、もっと何かできることがある。そのなにかを考えることが、いまのワタリのチャレンジ。
下手すると「考えている」んではなく「ただ思っている」ということになってしまう。
ただ思っているのはなんにもならない。
即興芝居と同様、今あるもの、今やれること、今やりたいことにフォーカスして、1つ1つ体を動かしてやっていくこと。そして、自分の理念を明確にすること。
ワタリのワークショップやライブでの理念は
「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」
をつくること。
これがなかなかできない世界になっているのであれば、そこをどうするのか?
自分は俳優だからとか、即興芝居をする人だから、という考えが自分を邪魔するようだったらさっさと捨てたほうが良い。
どうやって関わっていくのか。
自分だけを守るんでなく、皆が、皆の生活が安定して安心で笑える状況になるには?
そんなことを41にしてようやっと(?)考えるようになりました。
今までも考えていたつもりだったけど「思っている」だけだった。
もっとたくさんの仲間も必要だってなってます。
ひとまず今月はオンラインで皆と関わりながら、たくさん考えて実行していく。
秘伝「やりながら考える」を実行していく。
そんな最近です。
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