東京都立稔ヶ丘高等学校でのロクディム学校公演でした

縁がありまして、約500人の生徒と先生の前でロクディムLIVEさせていただくことになりました。
音響にスーパースタッフマミちゃんも参加。安心感が半端ないです。
本番かはじまり、ご挨拶。
生徒も先生もひと言書いてもらった紙をステージに巻き
その言葉を即興芝居に取り入れてのロクディムLIVE。

60分の公演はあっという間です。
最後に

「一緒にやってみたい人〜!?」

というワタリの投げかけにものすごいスピードで手をあげてくれた生徒と一緒に即興。

ロクディムがぐわんぐわんと振り回される面白さ。
終演後、「あんなに大きく反応する子どもたちを初めてみた」 と興奮したようなテンションで語ってくれた先生の感想が嬉しかった。

今この瞬間にポコンと生まれてくることを全力で面白がる。ロクディムの即興が何かしら心に響いたら最高です。

後日、ロクディムを観た高校生の感想が凄すぎたので思わずメモ。
たった1回の観劇で、ロクディムの芯を捉えてる。。この感性。。この文才。
これだけの感性があるということは、それは確かに生きづらいだろう(生きづらいと感じさせるような社会だよなぁと思う)と思ったし、そこにロクディムが希望を注入できたのであれば本当に嬉しい。言葉を尽くしてくれて本当にありがとう!
また逢えたら嬉しいです!

これは本当に即興なの?
一発勝負で済むクオリティ。凄まじい凄まじすぎる。

言葉が溶け込むような。他者と他者が一つの言葉で意識なく引き寄せられて心地よい。

世界観と世界観のぶつかり合いだこれは。

大きなストーリーはすぐ進んでいるのに展開はあっちこっちあべこべに進んでいく。

捨てずに拾う。すべて拾う。
この散らかり具合そのものがロクディムの強さたらしめる芸術なのだろう。

即興アートが色々注目されるなか、このジャンルももっと注目されるべきだ。

これはおかしいのではなく面白いとして受け取られる不条理たる作品だ。
それも賞味期限の極めて短いもの。

劇に限らずミュージカル、歌も手広く幅広く。一切であり多彩なのだ。あと美声w

劇団がまとめられた統一感の真反対に位置するのがこの作品なのか?

体が震えている。心が呼応している。
どうしてそこまで落ち着くのか?洗われる感じがあるのか?

この「生きたなんか」を観て生きようと思った。
もう少し希望を抱いて生きようと思った。

天才です。とてもとても感銘を受けました。これからも応援します。

統一された雑然。侮るなかれ。

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