隠さない。ごまかさない。
その前に、隠しごまかし偽っていることに気づいてない。
偽っている自分が、ある時、ある人達に通用してしまった(と感じているだけかもしれないけど)がゆえに、ごまかしたままに、そのままにしてしまっている。
偽っている自分が好きならまだ良いかもだけど、そうじゃない。
とにかくその場を成立させるために(その成立というのは、荒波を立てず何事もないことだったり、自分が批判の対象にならないように目立たないようだったり)必死になり、とにかく不安の中にいる。
あなたが楽しみの中にいないのであれば、1つも成立していないのに。
「ん〜何か、まぁ嫌じゃなかった」なんてレベルは楽しいとは言わない。
「心から」おもいっきり全身で浴びるように遊び、喜ぶ。
じゃあ、どうやったら楽しみの中にいれるか?
楽しみ、喜びであれるか?
1つでも、1度でも体験したことを自覚すればそこに糸口にいける。
最初はきっと産まれて来た時。
自分は喜びなんだと知ること。ちゃんと実感すること。
それを理解したら、自分を偽り隠す必要がないことが分かる。
何をしなくちゃいけないことなんてなにもない。
「何かしてないと自分は価値がない。ダメだ」って思考が、ここにいることを妨害する。
本来もっている能力を機能させなくする。
何かを足していくんじゃなく、削ぎ落としていく。
ここにいさせない、色んな余計なものを取り外していく。
ただただ目一杯、今を味わって楽しみきるだけ。ある人は踊り、ある人は歌い、ある人は演じ、ある人は走る。それぞれがそれぞれの身体を使って今を目一杯生きる。
ワークは、その状態になるように今日のメンバーで向かい合う。
ワークの最後。ペアになり、皆で自由に遊んだ。
受講生が言った
「ワタリさんは良いですね。全員のやっているやつが見れて」
その通り。
皆が皆を全力で輝かせようと一生懸命になって関わり合っている様子は時に感動的で、ワタリが一人で感極まっているときがあるほど、尊く、美しいと思う。
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