考えないでやり始める練習

毎日メモ帳に自分の考えをただ手書きで書いていくというのをやっている。

そういうのを瞬記というみたいだ。頭にあるものを気楽に書いていくというもの。
ワタリは朝起きて呼吸瞑想したあとにやることが多い。
書く時間は15分から25分。その日の気分によって15分とか20分とか25分に設定して書き出す。最低でも15分は書く。

このときに「なにを書こうか?」と考えてはいけない。

考えてから書き始めるんじゃなくて、コツは書き始めちゃうこと。
え〜何も書くことないわ〜ってなってるんだったら、「書くことがない」から書き始める。
または「昨日は」とか書き始めてみる。

そうするとその後の言葉がだいたい出てくる。
で、書いているうちに頭から文字が振ってくる。
即興もそういう感覚でやるのが良い、と思う。

昨日のマツリ稽古はまさにこの「考えないでやりはじめる」をメインにやった。
難易度の高いワークにも挑戦してもらった。

考えないでやり始める。
この「考えない」というのは「うまくやるためになにかを生み出さないと」「ちゃんとやるためにしっかり考えないと」という自分からの解放を意味する。

「やらなきゃ!」「なにか出さなきゃ!」という自分を手放しにさせてみること。
うまくできないかもしれない、言葉やアイディアがやってこないかもしれない。
でも、まずは手放しの状態を作れないといつまで経っても「やらなきゃ」からスタートしてしまう。

だからリラックスや脱力が必要。

自分自身という言葉の「自分」が顕在意識で「自身」が潜在意識であるならば、自分で考えず自身に任せてみる練習。
自分でコントロールできる状態のプレイは、やはりはみ出る感じがしなくて、観てる人も興味を持ちづらいし、やってる方も「なんかいまいち・・」って感じになる。

自分が!ではなく、自身に任せて即興し始めたときの面白さは格別のものがある。
そんなことを探究できた今年最後のマツリ稽古だった。

というブログが今朝の瞬記から生まれた。
あ、メリークリスマス!ハッピーホリデー!

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