京都精華大学3Qがはじまった

昨日は京都精華大学で新学期最初のワタリーショップ。いつもより人数が少ない。学生が申し込みはすれど抽選で落ちたとかあるみたい。受かってもその生徒が他の授業を選択することもあるとのこと。なんかもうちょっとシステム考えられないか?って思う。

いつも25人前後だけど今回は半分くらい。
しかしその分、ひとりひとりにフォーカスできた感あり。振り返りもじっくりと。
俳優でない彼らが即興芝居にチャレンジし、自分の言葉で人と関わり伝え合っている様をみるのは嬉しい。

またこちらも前回の反省を活かしていろいろ工夫をしてみる。今回はそれが上手く作用したように思う。
例えばワークの合間の「じゃあ次は2人組になって」というときに、一番全員の動きが重くなる。なんていうか、とにかく慎重。地雷でも埋まってるんかな?っていうくらい一歩一歩が慎重。
人が複数いる環境で、正解がない中で「自分で考えて決断する」ということに慣れていない現れだと思う。
なにか正当な理由がないと動けない。もしくは誰かに指示されないと動きづらい。
そういうことで自分が動きづらくなっていることにも気づかない。他にも色々理由はあると思うけど、おおかたそんなところだと思う。
で、ここで言ってるようなことを皆にいっても仕方ない。正論いってもね。ここをなんとか気楽にしたい。
音楽かけて止まった瞬間に「◯人組!」って指示してパッと組をつくって座ってもらう。これを繰り返す。
これくらい気楽にやっていいんだって経験が大事。

そんなゲームを挟んだのもあり、そのあとはいつもよりも組をつくるのが早くなっていた。
それでもまだ地雷感はあるけどw

京都精華大学でワタリーショップをするようになって10年立った。
演劇とか表現とか人前でなにかをすることの世界にまったくいない人ばかりの中で、即興体験をしてもらう。
「どうすれば体験してもらえるか?」試行錯誤して今の形があるし、今後も機会があるうちはそうやって答えなきところであーだこーだとする。
即興の奥深さは果てしないが、本当に誰でも取り組める表現なんだって思う。
即興体験をして自分で気づいたことを、自分の人生を目一杯生きるヒントになったら嬉しいし、即興にはそういう要素がたくさん詰まってる。

今日の大阪四ツ橋で開催するワタリーショップも同じく「誰でも参加可能」です。人と自分と向き合って、身体と心と感情をつかっての即興体験。ぜひ遊びにきてください。当日申し込みも可能ですっ。

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写真は去年の函館の夜景。あぁまた行きたい。

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