【インプロWSブログ】自分OK?

オンライン・ワークの最初に参加者の「コンディション」や「環境」を聞くようにしている。

ネットだからいまいちどういう状況、状態なのか分かりづらいっていうのもあるし、電波状況も確認したいっていうのもあっで始めたこと。

また、その人自身が自分に「今日どうよ?」って聞いてみること。

楽しくてワクワクしている?

なら最高だね!ってなるけど、ときおり

「すでに楽しめていない」

「頑張っている自分を無視している」

なんてこともある。

その自分に最初の段階で気づいていたら修正できることもあるんだけど、気づかないでいった場合、

気持ち良く関われてないな~ってなって、いろいろ話ししていった結果、「自分のこと大切にしてなかった」「そもそも最初から無理していた」なんてことになったりもする。

いやいや!もったいない!ってなることがあるから、最初に話ししてもらうことにしています。

自分でいっぱいいっぱいになっていたり、そもそも自分のことにしか興味がないとかであったりすると、ワークの中でメインとなる「交じりあって遊び合う」ところにいけなかったりする。

「自分が」でなく、その場で必要なことをやる。ただただその瞬間に身を投じて演じてみる。

皆が皆、そのレベルでやり始めたら。もう夢みたいな即興ができる。

そのためにまずは「自分OK!」であること。

「OKにならなきゃ!」とか「ハッピーでいなきゃ!」ではないよw

そもそもそういう考えになった時はOKじゃないw

サッカーするときに「体調最悪やねん」だったらやめとき!ってなるのは当たり前。

スキューバーダイビングするときに「精神状態良くないんです。自分が嫌いです」ってなったら、やめとき!ってなるのは当たり前。

それでも「やりたいんです!安◯先生!」っていう気持ちがあるんだったら、また話しは別。

じゃあそれを皆に伝えて、皆もOKだよ!であれば、その状態が悪いのを使って愛ある素晴らしい即興ができる。その関わりじたいがもうドラマだから。

最悪なのは、体調が悪くて「でも体調が良くないと!良いインプロバイザーじゃない!」とか「申し込んだんだか急なキャンセルなんてできない!」とかの自分のルールにとらわれて偽ったり、そもそも自分の状態に気づいていなかったり、気づいたけど「その自分でもいいや~」って他者に伝えずにずっと表情暗いままやっていたりすること。

「やれる状態ではなかった」「やりたくなかった」って最後に打ち明けられたりするときのダメージったらないよね。※過去に何回か体験している

自分のマインドが直で反映される即興。それで他者と遊ぶという表現だから、当たり前に「自分OK」は必要っていうこと。

また体調悪くても、「自分OK」だったら良し。

歳をとればとるほど「体調ぜんぜん問題ない」っていう状態のほうがそもそも少なくなるから。どこかが痛かったり、なんか変だったりになるんだから。

それよりもワクワクが勝っている。それが「自分OK」っていうこと。

楽しみたい!っていう気持ちが痛みや不調をなんともないものにする。

だから重箱の隅をつつくように自分をチェックして「そういえばここが痛いな・・」っていう報告をしてっていうことではなくねw

即興はじめての人や、学校でやる場合のとき。

「楽しむって?」「頑張らないって?」という状態の人がびっくりするくらい多かったりする。

「うまくやる」「正しくいる」ことを優先しているとそういうことが起きたりする。

そういう人が多い場合、まずは自分に意識を向けてもらって語ってもらうことが大事だったりする。それを一生懸命に聞くと効いてきます。

じっさい、体調悪くても、他者にそれをまったく感じさせないレベルの即興を繰り広げられるんであれば問題ないわけで。まぁそれはある種、現場では当たり前だしね。

もう体調が悪いのが表出してしまって隠しようがなく、どうにもならない時。

自分がワクワクしてないとき。人に好奇心をもてないとき。

それが「自分OK」じゃないってこと。

それは隠したらダメよね。そもそも隠せられてないんだからw

ワクワクする。自分OKでいる。

それが基本。

しかし、基本が1番大事で難しい?

確かに、いつも自分OKでワクワクできていたら、良い即興する率がグンとあがる。

この基本にマニュアルはない。

自分で創っていくしかない。

イビツで変態で素直で可愛い唯一の自分をワクワクさせる方法をみつけていく。

どれだけ偉かったり、尊敬している人でも、あなたの答えはもっていない。

最後は自分で旅にでないと見つけられない。

途中まで一緒にいることはできる。でも最後、それを見つけて自分に反映させるかどうかは自分次第。

これが当たり前に基本になっている世界を創りたい。

だから今日もそのきっかけづくりを脳みそに汗かきながら考えつつ手を動かす。

ワークショップはオンラインでもリアルでも開催しています。

詳細はこちらからどうぞ。※最後は宣伝でおわるパターンが増えてきた

Photo by Cor Dulce on Unsplash


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