その空間まるっと即興劇「マツリ・ギャラリー・プロジェクト」終演しました

イズモギャラリーでの「マツリ・ギャラリー・プロジェクト」。
その空間をまるっと即興劇というテーマで打ち出した新しい企画。

やった結論としては
イズモギャラリーはとても良い空間だった。
平日でも昼の回はありだった。
会場と企画がじつにマッチしていた。

この感じでやれるってすごい。
この感じっていうのは、本当にショーアップをしていない。
照明の変化もない、BGMもない。
開場時と終演時に音楽をかけたくらい。
あとはそれぞれの空間に灯りがあたるように調整した。
みんなも緊張もあれど不必要な感じではなく、飲まれている感じもなかった。
どっちかというと稽古のときに近いような感じになっていた。
ワタリのディレクションも自分の中でオンタイムで出せている瞬間が多かった。

イズモギャラリーは仕込みのときから「あれ?めっちゃ居やすいな」って思った。
下見のときはそこまで感じられていなかったから、きっと場所見知りをしていたんだ。一緒にいったメンバーたちのほうが「良いね」って言っていたから、今後場所探しにいくときはワタリだけじゃないほうがいいぞ。

と、まぁ、そんないい場所だからみんなも自由になっていたように思う。
「場」のチカラって間違いなくあるなぁと実感する。
その昔、六本木のライブハウスでやっていたころ。
会場は背が高く奥行きがあって未熟なプレイヤーだったワタリたちはたいへんしんどい体験をしていた。
それが場所を原宿に移して、もっと空間がぎゅっとしているライブハウスになった瞬間からものすごく良いライブを高確率でやるようになっていった。
もちろん六本木時代のしんどい積み重ねが花開いたということでもあるかもしれない。
だけど、実感として場の力があった。
エネルギーが抜けない。
自分たちのチカラでしっかりホールドできている感じ。
そういうサイズがちょうどいいってことと、場の力があるところでやることはとくに最初の場合は大事なのだ。
しんどすぎる体験が多いと続かないしね。
そういう意味でマツリライブのいいサイズ、良い場というのを探していた。
だからイズモギャラリーに出逢えて良かった。また企画も良かった。

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