20190407(日)
昼からワークショップ。
最近通ってくれている参加者が
Performanceワークショップについて、
「他のワークショップは初心者向けなのはたくさんあるんですけど、ある程度経験している人が通うワークショップがあまりない。だからここのPerformanceはとっても有り難いです」
という話をしてくれた。
他をほとんど知らないワタリ。
ただ、自分のやりたいことを追究しているだけだから、そういう参加している人の発言は非常に参考になる。
毎回色んな人が参加し、即興体験を通して自分の「身体」や「感情」や「心」に触れていくbasic・WS。
それを10年ほどやった時に、もっと「即興表現」を追究したいという欲が出た。
そう思って、performance・WSをはじめて4年かな?
俳優もインプロバイザーもダンサーも、声優も、どんな人でも、もっともっと色んな人たちが集まって「即興表現」を追究し、それがperformanceとして観てる人に届くようにするには?を考え実践し、広がっていったら・・面白いやん!
と、始めたものの、なかなか思うようにはいかない。
この「思うようにはいかない」という感覚がワタリにとってとっても興味深かった。
つまりワタリの中に「実現したい想いがある」ということなんだ!って気づけた。
ワークは、熱がある人が集まるし、とっても真摯に取組んでくれる。
だからこそ、basicでは言わないことを言うような関係性が築けた。
だからこそ見えたもの。
その人たちがどこまで覚悟しているのか?
どこまでやりたい!って思っているのか?
そんなことを参加者に問い続けることが多かった。
そしてそれはそっくりそのまま自分に跳ね返ってくる。
どこまでやりたいのか?と。
自分が考えてることや、体現していきたい世界。
ロクディムで試行錯誤し、切磋琢磨して発見し実践していること。
それをもっと多くの人に知ってほしいし、体験してほしい。
そしてそれをもっと深く一緒に学べる仲間がほしい。
そんな想いがふつふつとわいていた。
また、色んなところでワタリが即興をすることが多くなって、そこで共演したダンサーや俳優さんやパフォーマーの人もワークショップに参加するようになった。
その時の場の熱の上がり方。
質問の内容。
どれも濃いのです。
そうするとまわりの刺激をうけ、もっと熱量があがり、より探究する濃度があがる。
ただ、それは、ワークショップという形式上、そこで終わる。
その刺激はまたそれぞれのフィールドで活かされる。それはとても嬉しいこと。
でも、「即興表現」自体をもっと一緒に探究できたらって思う。
そしたら、それを表現を通して体感していくには、ワークショップというカテゴリーだけでは到達できないことを知ったんです。
本番が必要。
このばあい、「発表会」だと意味がない。発表会は発表会。
本番じゃないんだ。
じゃあ本番をすればいいじゃないか?となるとそれも違う。
いまのままやっても、きっと「想い」が届かない。
もっと多くの人を巻きこんで、その熱量の中で、切磋琢磨していきたい。
そこで思いついたのが「マツリワタリ」だった。
オーディション・WSをする。
そこで切磋琢磨し、選ばれたメンバーとライブをする。
そこまでやった時、performance・WSでやっていることが届くようにも思う。
まだ、やってみないと分からないけど。
でも、間違いなくワタリにとってドキドキ・ワクワクする大きな出来事になっている。
明日、明後日、いよいよ
「マツリワタリ・オーディション・WS」
楽しみにいってきます!
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
情報はこのブログ、またはメルマガで配信していきます。
コメント