20190319(火)
マツリワタリの会場をずっと探していた。
色々サイトとにらめっこして、候補を絞って、また考えて···の繰り返し、その中で、ワタリが実際に動いて連絡をとったのが、アトリエ第Q藝術。
この日は、下見の日だった。
結果から言うと、もう本当に素晴らしい空間だった。
担当してくれた方の雰囲気も柔らかく素敵だった。
アトリエ第Q藝術はもともと高山さんという画家さんのアトリエだった。
もう他界されて空き家になっていたところを、劇場にしたという。
そしてアトリエ第Q藝術のビジョンも素敵だった。
一説によると芸術のカテゴリーは8種類だとか。
文芸、音楽、絵画、演劇、建築、彫刻、舞踏、映画、、。
(分類の仕方には諸説あります)
そんなすべてのカテゴリーの芸術が集まる場。
やがて集まった芸術が互いに刺激しあい、溶け合って、既存の枠に収まらない、新たな第「Q」番目の 芸術を生み出す場、それを披露する場。
文芸、音楽、絵画、演劇、建築、彫刻、舞踏、映画 ≦ 第Q藝術
それがアトリエ第Q藝術の目指すところです
マツリワタリも、集まったいろんな人たちの人生が交差して、その関係の中で生み出されていくもの。
なにか共通するものがあるかもと勝手ながら共感したのもある。
そしてこの空間が、まだ始めて1年半くらいしかたっていないことに驚いた。
ワタリはここの雰囲気が好きだった。
場所も都心からは少し離れている。
会場も大きいわけではない。
でも、なんか惹かれるものがワタリにはあった。
マツリワタリをここにしようと決めた。
第Q藝術を出た後、すごく高揚していた。
ずーーーーっと頭にあったものがようやっと現実になってきた感覚。
ただ今日はもう色々進んだ日。
そこから今、マツリワタリを世に出して動き始めている。
いろんな人がいろんな想いで申し込んでくれている。
いろんな人に届いてほしいと思う。
いろんな人が集まってくれたらと思う。
即興をやったことがある人も、ない人も、役者も、ダンサーも、歌うたいも、主婦も、医者も、サラリーマンも、誰もかれも集まって、
「この瞬間を一緒に笑おう」
「この瞬間に生きて、交ざり、笑い、愛しあう」
をビジョンに、
即興という表現を通して、
そんな関係や場をどう作れるのか?を考えて実践し、体現していけたらと思う。
個人的でもロクディムでも追求していることだけど、より深く大きくなって、遠くにも届くようになっていきたい。
そんなんできるの?
どこまで?
途方もないような気もする。
でも一歩。踏み出してみる。
その実際としての一歩がこのアトリエ第Q藝術下見だったように思う。
良い日だった。
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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