「力を抜く」の体現者

昨日は舞台公演を2ステージ終えたあと、何人かでファミレスに。

設定もタイトルも「ファミレス」が舞台なのに、終わったあともファミレスに行くなんてよほどのファミレス好き。

皆でワイワイやりました。

昨日は3歳になるゲンくんもいて、後半はゲンくんとずっと遊んでいました。

ゲンくんの大切にしているおもちゃと、ワタリの指の対決。

指が悪さをしていると正義の味方ゲンくんのおもちゃが来て退治するという話。

指は簡単に負けます。

負けるたびにゲンくんは

「もう1回やろ」

で、またやる。

そしてまた

「ねーっ。もう1回やろっ」

こうなると永遠にやり続けるモードへ。

でもワタリもしつこいからやり続けます。そして毎回やられかたを工夫して変化をつけたりします。

そうするとどんどんゲンくんもテンションが上がってきます。

そのテンションがある臨界点を超えたのでしょうか?

とてつもない音量で

「どどどどどどどどどどどどどどーーーーーん!!!!!!!」

っとファミレスにいる人たちがこっちを一斉にみるほどの大声を出したのです。

そのときの声量と肺活量。

あんなり大きく、そして長く発声ができるなんて。

鼓膜がビリビリするほどの大きさをずっと維持する。

じつにお見事。

もともと肺活量があるみたいなんだけど、無駄な力みがないからあんなにのびのびと声ができるんだろうと。

とても良い見本を見せてもらいました。

ゲンくんを目指そう。

あれを決められたセリフと流れの中でやる。

当たり前に違和感や力みが生じやすい環境。

だからこそ「力を抜く」っていうはとっても大事なんだと思います。

その後まだまだ

「ねー!もっかい!」

というゲンくんに

お店中に「ゲンくんのおもちゃvsワタリの指」をお見せすることになっちゃうと思ったワタリは

ワタリ「(ビビりながら)声ちっちゃくね。だったらもう一回やろ」

ゲン「うん」

ワタリ「よーし!」

ゲン「どどどどどどどど!」

ワタリ「あ、ゲンくんちょっと大きい」

なんてやりとりをしたのでした。

香川舞台公演、今日が千秋楽です。

本日は満員御礼。

最後まで力まず楽しんで参ります。


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