【渡猛の習慣術?】毎日A4 3枚書くワタリが、”目的なく書く”ことに目覚めた話

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ワタリと「書く」ことの長い付き合い

昔からノートに自分の考えを書くのが好きだった。いや、「好き」というより、悩んだときに考えを整理するための、当たり前の行為だったと思う。
そこから自己啓発本などを読み漁る中で、「書く」ことが自分を知るための偉大なツールだと確信していった。

2023年12月31日。
また人生の大きな帰路にたったワタリは、近所のホームセンターで500枚のコピー用紙を購入し、お正月の間ずっと自分の思考を言葉にした。書いて書いて書きまくった。
2024年はとにかくインプットとアウトプットを循環させた。
紆余曲折あれど、紙に書くという行為はずっと真ん中にあった。

2024年の12月。「思考の整理術」という本を読んで、そこに

「小さいメモ帳に自分の考えていることやふと浮かんだアイディアなどをとにかくびっしりと書いていく」

というような話があって、それが気になって気になって、我慢ができず、お気に入りのメモ帳とも出会いつつ、毎日書き始めたのであった。メモ帳にびっしりと。
(※その様子をみたロクディムが引いていたんだけど、それはまた別のお話)

メモ帳に書き始めた最初のページの日時をみると20241202とある。
小さいメモ帳は、お気に入りなのもあり、手に触れている質感も最高だった。

しかし、20250116。そこから進化していく。

「書く」ことの進化:メモ帳からA4用紙3枚へ

YouTuberの岡田斗司夫さんの動画の影響で
2025年の1月からは、毎朝A4用紙3枚に思考を書き出す、いわゆる「モーニング・ページ」的なメソッドを始めた。
コピー用紙3枚を埋めるのは、なかなか骨が折れる。15~20分はかかるし、書くことがない日もある。
それでも「書くことがない」と書き続けることで、頭の中がデトックスされていく感覚は、ワタリにとって非常に心地よかった。
その「脳のデトックス」から生まれた言葉が、ブログのネタになったり、その日のToDoリストになったり…一石二鳥どころではない効果を感じていた。

「目的」からの解放:「ただ書く」ことのインプロ性

そうやって3ヶ月以上、毎日書き続けてきた。たくさんのブログ記事が生まれ、タスク管理もスムーズになった。
それは紛れもない事実。
でも、あるとき最近ふと気づいてしまった。
「これ、脳のデトックスじゃなくて、ブログネタやToDoのための『作業』になってないか?」と。

ワタリが本当にやりたいのは、「何かのために」書くことじゃなく。

ただ、書く。

脳が何かをまとめようとしたり、役に立つことを引き出そうとしたりするコントロールを手放して、ただ手に文字を書かせる。 そこまで「手放し」で書いたとき、本当に面白いことが起きる。
自分(の意識的な部分)が全く予期していなかった言葉が、思考が、記憶が、勝手に現れ始める。
突然、中学時代の(亡くなった)担任の先生のことを思い出したり、それに伴って感情が大きく動いたり…。

この感覚、実にインプロ的。

計画や意図を超えたところで、無意識の自分が自由に動き出す。
だからこそ、普段閉じている扉が開き、もっと大きな自分自身と繋がれるような感覚がある。

ワタリがやっているヒトリワタリもマツリライブも、根底にあるのはこれだ。

「ウケるため」「良い作品にするため」といった「何かのため」ではなく、ただただその場の喜びの中で、即興で遊び、戯れる(遊戯する)。

でも、これが本当に難しい。
すぐに「何か(成長、評価、安心、エゴの満足…)」のために行動しようとしてしまう。

「何者」でもなく、「何かのため」でもなく、ただ、喜びの中にいること。

そんな境地を、インプロの舞台だけでなく、日々の「書く」という行為の中でも探求できるなんて!

これは最高のトレーニングだと思う。(※このメソッド、岡田斗司夫さんやティモシー・フェリスさんの情報から知ったんだけど、元々はジュリア・キャメロンさんの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で提唱されたものだそうです。これはワタリは読まないとダメなやつ!読むのが楽しみ!)

今、この瞬間を楽しむために ただ、目の前のことに反応していく。

それを全身全霊で楽しむ。 そういう表現を、ワタリはインプロを通してやっているし、届けたいと思っています。

そして、この「書く」という行為も、同じように「ただ、楽しむ」時間として大切にしたい。

最近、朝の時間が増えたのに、結局ToDoに追われて焦っている自分に気づいたんよね。

「もっと優雅にいこうよ、ワタリ!」と。
「だって、お前さん、前はこの時間、寝てたんだから!(笑)」と。

稼働時間が増えても、心が焦っていたら意味がない。それはワタリからしたらちょっとダサい。

今日のこの文章も、うまいわけじゃないけど、書くこと自体を楽しめている。
こういう時間を、もっと大切にしよう。
皆さんも、ぜひ「ただ書く」ということ。試してみてください。おすすめです!

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