「奄美大島旅日記2021」とは?渡猛が2021年7月2日から数日間、奄美大島で経験したことをブログやYouTubeにてお送りする旅日記です。
2021年7月2日。1日目。
東京世田谷。
朝615に起床。
食パン2枚食べて、支度。
ツマミちゃんに「いってきます」と言い、出発。
東京は雨。予報をみると奄美も雨。
飛行機は成田から。
自宅から成田までが旅。(毎回言うフレーズ)
雨なのでうまくカメラは回せなかった。基本はカメラはかばんの中。
格安飛行機でいく旅の最初の難関
飛行機にかんしての不安は荷物の重さ。
格安航空は重さの制限が厳しい。
手荷物7キロ以内。果たしておさまっているのか。
自宅で計ってきたらいいのだけど、デジタルの体重計だと「荷物ありの自分の体重−荷物ナシの自分の体重」をださないといけない。面倒でやらなかった。
感覚として・・なんとなく・・・ぎり・・?
成田について第三ターミナルへ。
いって気づく。あれ?Peachって?第三ターミナルじゃないやん!
調べたら第1!おうまいがっ。
幸いバスが出ていたからなんとかなった。そして少しだけ時間の余裕をもっていてよかった。
さぁ荷物預けだ。
受付にいく。ドキドキのタイミング。
手荷物をはかる。
7.3㌔!0.3オーパー!
そしたら受付のひとから
「財布ははいっていますか?はいっていたらポッケに入れてください」
と言われる。
財布とサイドにはいっていた折りたたみ傘もとる。
6.9!パス!ギリ!
減量中のボクサーみたいな気持ちを味わいつつ、大きな荷物のほうはすんなり預けられた。
第一ターミナルってなにげに初めてなのかもしれない。ゲートにいくまでの道が新鮮だった。
天候不良で引き返す恐れがあるというアナウンス
搭乗口からバスに乗って飛行機へ。
座席の上に荷物をいれて、座る。すこしホッとする。
飛行機内にアナウンスが流れる。
「天候不良のため、成田に引き返す可能性もある」
というものだった。
成田に引き返されたらアウトだなぁ。せめて鹿児島にでも降りてくれないかなぁとか考える。
席1つあけてとなりに座ったのはおばあちゃん。
顔を見てすぐに「島の人」とわかる。おかんに似てる。
飛行機が離陸し、奄美の島が見えてくるにつれ身を乗り出して窓を覗こうとしていた。
よっぽど席を変わってあげたかった。
奄美近くになっても天候不良は変わらず。
ワタリの飛行機史上いままでにないほどに上空をしばらく旋回。
でもあるタイミングで機長から「着陸します」というアナウンスがあって安心していた。
飛行機は下降し、飛行場が見えて、滑走路も確認できて、車輪も出て、さぁあとはドン!って降りるだけ!というギリギリのタイミングでまた急上昇。
おおお~って声がでたほどに驚いた。
あのタイミングでもダメ!ってあるんや!と。
本当にタイヤが地面につくまでわからないってことね。
2度目のチャレンジで着陸成功。
今回の旅はワタリ1人じゃない
降りてスーツケースをとり、ゲートをでる。
さてこの奄美旅。
上陸したのはワタリだけではございません。
なんと関西にいるワタリの両親と親戚も旅行がてら来るとなったのでした。
ホテルも違うけど、ひとまずワタリが空港についたら合流しようとなっていたのです。
「ついたで~」とおかんにLINEしてトイレにいこうかな~って考える。
そしたらいきなり腕をさわ~って触られる。
新手のナンパ?もしくはスタンド使い?
と身構えた。
相手は「ひろちゃん」だった。
ひろちゃんはワタリの従兄弟。
「全然わからんかった?」
「わからんかった~」
小さい頃に遊んだ記憶しかないワタリには浦島太郎状態。
でもよく考えたら数年前に大阪は中津で開催したロクディムライブを観にきてくれていた。でも簡単な挨拶しかできてなかったから記憶が薄い。ゆえに大人の男に急に腕をさわ~って触られたという反応になってしまっていた。
奄美で逢えることを喜びつつ、車へ。
車内はにぎやかだった。
ワタリの両親とひろちゃん。ひろちゃんのお兄ちゃんのお嫁さんと子どもたち3人(一番楽しみにしていたお兄ちゃんは体調不良により参加できず)。
挨拶しつつ、車はBIG2という巨大お土産売り場へ。
ワタリ以外の御一行は今日は空港近くのホテルに宿泊する。
ワタリは名瀬市内の別場所。
そこで買い物している間にひろちゃんがワタリを名瀬市まで送ってくれることに。
親父とおかんとひろちゃんでいく。
宿泊所受付の目の前でおろしてくれた。
宿泊所は「ハートマーケット」というところ。
今回の旅の拠点となった「ハートマーケット・別館」
「いらっしゃいませ。ワタリさんですね」
受付のおば様はとても凛としていて、なんかジブリに出てきそうな雰囲気だなっておもった。
鍵をもらい、ワタリが泊まる部屋までの行き方を一生懸命説明してくれた。
雨のなか、マップをみながらいく。
「永田橋交差点」の下の道をいき、川沿いを歩いていったところに別館はあった。
凛としたおば様が「女の子っぽい部屋ですけど大丈夫ですか?」とちょっと困った顔で言っていたのがよくわかる!というほどにファンシーな(使い方あってるか不明)部屋だった。
でも清潔で洗濯機も風呂もトイレはウォシュレットで冷蔵庫もキッチンもあって完璧だった。
ついて荷解き。
お腹が空いたからとにかくどこかで食べようと歩く。
雨がまだ降っているのでカメラを回す感じになかなかなれない。
空腹で雨で誰もいない中で出逢った店
スマホで調べて歩く。
一軒目は閉まってる。
二軒目は「コロナのことで2週間以内の島外の人は心苦しいですが・・お断りさせていただきます」という張り紙があり断念。
三軒目のラーメン屋はしまってる。
なんでやねん。
もうこの段階でヘロヘロ。
雨の中、歩けども人もいない。店もない。空腹。
あれ?ゾンビの世界になった?って思うような不安な気持ちになっていく。
諦めずに検索し、1つサンドイッチ屋があったのでそこにいく。これが当たりだった。
店内も落ち着いた照明で、また一見さんお断り!みたいな感じもなくて、良い。
照焼チキンサンドみたいなやつとマンゴーサンド、そしてコーヒーを買う。
疲れた身体に沁み渡る。最高。
部屋に戻り、少し寝る。
奄美大島の夜で忘れかけていた時間が動き出した
夜は今回ワタリを呼んでくれて共にライブをするコントラバス奏者・森田良平くんと、ピアニストの麗華ちゃんと打ち合わせ。
屋仁川の華吉という居酒屋。
東京にいるワタリ。
夜8時過ぎてもやっている居酒屋。というか居酒屋!がやってる!
それだけで実に刺激的だった。
麗華ちゃんとは初めまして。自己紹介をしつつ、明日のライブの話をいろいろとする。
そうしていると、入ってくるお客さんと良平くんが知り合いで話しかけられたり、話しかけたり。
森田くんは奄美大島の観光大使だし、何年も幾度となく奄美大島に通い人と繋がり地道にライブをしてオーケストラコンサートまでした人。
めっちゃんこ人と繋がっている。
「夜は長いですよ」と良平くん。
ここから色んな店をまわっていった。
店に入れば誰か知り合いがいて、明日のライブの話をする。
ワタリも何年か前に繋がっていたラジオのパーソナリティ・渡陽子さんにも逢うことができた。しかも明日のライブ前にラジオにも出ることに!
明日やるライブ会場「マヤスコ」にもいけたし、出逢いがたくさんあっていろいろ話をきけた。
お店でであった力武さんというお兄ちゃんが奄美三線を沖縄で披露したときのはなしを覚えている。
沖縄で奄美三線。なにをどう言われるのか?ドキドキの中だったけど、そのときの聞くひとの力量が圧倒的に上だったからこそ大きくみてくれた。受け止めてくれたっていうことと、沖縄で大島紬の三線カバーを見つけたっていう話が印象的だった。
最後の「グッドニュース」というお店でハードロックのPVを堪能する。
出逢い、語り、音楽を堪能する。
昼間の「え?人・・いる?」と不安になったのが嘘みたいな時間。
宿舎にもどり気がついたら今日か終わっていた。
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