RODEのマイク「NTG」を愛用しております。
ワタリが撮っているいろんな動画、vlogも旅もLIVEもこのマイクで録っていたりします。
大事な撮影でなんと「音割れ」
そんな相棒と2年弱付き合っているのですが、最近大事な撮影があって、そのときに「音割れ」してしまって発狂したことがなんと2回ほどありました。
そこで
「もしかしたらこの子・・・大きな音に弱い?」
という疑問がでたのであります。
耳が良すぎて大きな音にすぐにびっくりしちゃう子。
できるだけ静かな空間で、ぼそぼそって喋る会話を好む。
そんな子だとしたら、ワタリがやっているのは「不特定多数が集まる大パーティ」。100%心を閉ざしてしまう!
ということで、あらためてどういう性質なのか検証しようとなりました。
ワタリが「音割れ」と感じたのも、どうしようもなく使えない状態ではなく、でも「耳障り良くない」感じのものでした。
はたしてどうか?
検証開始
動画が観れない環境の人は以下をご覧くださいませませ。(※途中大きな声で喋ってますのでボリューム気をつけてくださいませませませ)
撮影するにあたっての設定としては
カメラはSONYのα7iii。
その上にRODEのNTGをつけている状態。
カメラとワタリとの距離は90センチ。
カメラ内の音設定は最小の「1」。
NTGは「10」にしました。
で、音量動画を観ていてたまに思うのが「声を出している人の音量がどれくらい大きいのか?」というもの。
それもなんとか計測したい!と思いまして「騒音計測器アプリ」を使うことにしました。
「db(デシベル)」についての目安は以下です。
・100dB(きわめてうるさい) 電車が通る時のガード下、油圧プレス(1m)
「デシベル(dB)の音の大きさは?目安を教えます。80dB?90dB?100dB?」
・90dB(きわめてうるさい) 犬の鳴き声(5m)、騒々しい工場の中
・80dB(うるさい) 地下鉄の車内、交差点、電車の車内、ピアノ(1m)
・70dB(うるさい) 騒々しい事務所の中、騒々しい街頭、セミの鳴き声(2m)
・60dB(うるさい) 静かな乗用車、普通の会話、洗濯機(1m)、掃除機(1m)、テレビ(1m)
・50dB(普通) 静かな事務所、家庭用クーラー(室外機)
上記の設定で普通に喋っているワタリの音量は「70db(携帯とワタリの距離は30センチくらい)」でした。
その上で、
都内のマンションに住んでいるワタリが、舞台に立っているくらいの発声で喋ってみるという「諸刃の剣システム」にて実地。
大きく喋ったワタリの音量は「90db」。
この音量で日常生活をおくっていたら1ヶ月以内には引っ越しを余儀なくされるレベルだと思います。
撮影してすぐにヘッドホンにて確認した時は「あ、この設定だと割れてない」と思ったんだけど、編集の段階でPCで聞くと「振り切れてるのかな?!」「はっはっはっは」あたりはじゃっかん割れているようです。
しかも急に大きく発声したからワタリの声帯がびっくりしてます。
わかりにくいので収録レベルをあげて検証
NTGのマイク音量を「15」にしてあらめたて検証。
はい。さすがに割れました。
とまぁ、検証してみてよーく分かったのは
ワタリの設定が甘かったということ。
マイクの性能は申し分ないということ。
ということで、
めちゃんこ大きい音がでる可能性があるときは絶対に「同時に収録レベルが低いものも録れるモード」にしとけ!
という教訓を得ることができました。
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