自撮りをね、やめてたんです。
先日紹介した本「Insight」に、セルフィー症候群(自己陶酔症)のくだりがあって「自分に集中しすぎると、周りがみえなくなるだけでなく、逆説的に本当の自分を見つける力も損なわれる」という箇所を読んだときから「自分にとって自撮りとはなにか?」と考えたのでした。
【読書感想記】「insight(インサイト)」完読〜即興芝居に通じすぎるワタリ的名書第2弾〜
ワタリ的、即興芝居に通じる名書第2弾かくてい!てか第1弾は? ワタリが即興芝居を追究する中でとっても刺激を受けた本に「嫌われる勇気」があるんですね。 「原因論で...
観るだけで人が喜ぶほどのビジュアルを誇っていたらば、そらぁバシバシと、惜しみなく!出すけどもさ。
※芸術的な天然パーマネント写真が生まれたときはまた別だけどね。
なんかどっちにも振れない写真は果たして・・なんて考えて「自撮り」を控えたのでした。
いくら意識して消したとしても数%は残る「どや感」「ナルシズム感」。
おめーさんの顔を見ていったい全体誰が喜ぶってんだい?なんて突っ込んでくる自分。
でもさ、思ったんです。
顔出しちゃ「顔出すのは?」って思うし、その考えの末に「出さない」というのも、結局は自意識のものやんかと。踊る阿呆に見る阿呆状態やんかと。
どのみち避けられない自意識阿呆であれば、踊らにゃそんそん!
見せてやろうよ。見てもらおうよ。自分で阿呆とわかってるんだからいいやんかと。
しかも自分のInstagramではどんな写真よりも自分の顔を出したほうが「いいね」が多いという事実。
っていうことは、まぁ悪くはないわなっていう検証ができたってことで!
どや感、たまに出していこうと思ってます。それも自分やし。
と、こうやってこじらせの果てに、自分に素直になるってこともあるという話。
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