昨日、全力で向き合って喧嘩している子どもの話をしました。
その時にふと頭に浮かんできた映像があって、その記憶について、日記的な感じになるかもですが、書いてみようとおもいます。
強い光みたいに残っている過去の話。
それはワタリが小さいとき、たぶん小学校低学年くらい。
雨の日。
近所の公園。
小さな公園の真ん中にあるすべり台。
その頂上に集まって傘を集めてドーム型にした。
友達は女の子ばかり。
3人だったか4人くらい。
色とりどりの傘の下。
見える世界はポップで。
傘の中でキャッキャ遊んでいた。
でも次の記憶は、ワタリがすべり台の下にいて、号泣しながら1人の女の子に叫んでいるシーンになる。
彼女の顔がどんなだったか?戸惑っていたのか泣いていたのか。
ピントが合わない映像みたいにおぼろげ。
でもあの時の泣いて叫んでいる感覚はハッキリあって。
なにが原因だったのか?なにか自分の中の大事なものを踏みにじられたような。そんな感覚。
そのあとどうやって帰ったのか?まったく記憶にない。
そこから遊ばなくなった。
数年たって。
隣の団地だった彼女とたまたま外で出くわした。
「あのとき・・ごめんね」
「あぁ、ぜんぜんぜんぜん!」
なんてことを言われた。ような記憶がある。
ド感情でぶつかった時代と。
自意識全開でかわしてる時代。
でも、ぜんぶ、どれも、もうピントが合わなくなっている。
本当にあったことなのか。はたまた強く刻まれた夢なのか。
それくらい過去は曖昧になる。
記憶っていうのはいい加減。
でも、なにかの拍子にぴょんと現れたりする。
なんだかそういうのが面白いな。そう思う。
良いとか悪いとかでなく、強く刻まれたこと。
強い光で脳に刻まれた。
その光が「生きてる」ってことなのかもしれない。
あなたの脳に強く刻まれた光はどんな映像ですか?
お便りでも、今度逢ったときにでも教えてくれると嬉しいです。
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