こんにちは。即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛です。
渡の勇気企画。
毎月1回、即興で演じ歌い踊る一人芝居ライブ「ヒトリワタリ」。
今回で35回目となります。
今回のチャレンジは「父」。
ということで、、自分の父親をゲストに呼んでライブします!
すでに周りから「狂ってる」という賞賛(?)の言葉をいただいております。
さぁ、今回はゲスト「渡伸也(わたりのぶや)」さんがいったいどんな人なのか?をご紹介します。
ちなみに前回のブログで、父の姿を公開したところ周りから
「人の父親を言うのはどうかと思うけど、猛くんのお父さんってかなりのインパクトだね」
「お父さんってあれよね?堅気の人じゃないのよね?」
というようなお言葉を多数いただきました。
いやいや、そんなことなくてね、恐そうなのは見た目だけでね!
なんて息子としては言いたい。
だけど、今思うと息子の渡でさえ、大人になるまでは
見つめ合ーうとーすなーおにーおしゃーべりーできぃーなぁーい♪
恐怖でね!
という感じで、恐ろしくて正面から話ができなかった記憶があるなと。
今でさえ、気持ち緩く話しかけたりして
「ああ?!」
なんて返しがくるとオシッコがチョチョッて出るほどの恐怖がきます。
で、これはアカンと。
恐怖なエピソードだけじゃなく、もっとあるだろうと。ハートウォーミングなやつがあるだろうと!
。。えーっとね。
ハートウォーミングなやつ。。えーっとね。
小さい頃、父の目の前で、弟と喧嘩してて、その喧嘩がピークに達した時に、いきなりマッチ箱をフルスイングで投げてきて、渡の鼻先をかすめ、、あ、違うハートウォーミング!
小さい頃、プロレスごっこを父としてて、父がエキサイトしたのか?気がついたら木刀を手にしてて、恐怖のあまり布団に隠れて身を潜めハートウォーミング!
逆立ちができなかった渡が自宅で逆立ちの練習してて、父が気づいて「逆立ちやろ?こうや!」って逆立ちしたら、パンツ一丁でやったために思いっきりポコ〇ンが出てハートウォーミング!
。。家族の助けを借りよう!
ということで、実家に帰り、寄り添い続けている母や、弟に父のエピソードを聞いてみました。
今回はそのエピソードの中から厳選したものを動画で再現してみました。
いったい渡伸也とはどんな人物なのか?
父の過去を息子が演じるというなんともスペシャルで、なんとも身内なコンテンツが出来上がってしまいました!(笑)
どうぞ!
ターザンロープ事件
小さいころ。家族や会社の人でピクニック。自然に囲まれたところでバーベキュー。
ちょっと離れたところにアスレチックがあって、ターザンロープがありました。
渡と弟は乗ったことがない乗り物でした。
そこで父は。。。
どうやら父も初めて乗ったらしく、止まり方が分からず落下。
肋骨2本骨折。1本ヒビがはいりました。
そこからしばらく夜寝る時は父のうめき声が聞こえていたのを覚えています。
巨人事件
弟から聞いた話。
弟が家でくつろいでいると。。
当時、野球にまったく興味がなかった弟が巻き込まれた事件。
そして、その後巨人ファンになる弟の不思議。
悲しみのパンティ事件
まだ渡がこの世に生まれる前の話。
当時、父と母はラブラブで。
当時父が働いていた寮に母も住んでいたようです。
2人の同棲生活。それに父が溺れたようです。ラブラブしたいために仕事を休んでしまう有様。
「このままではこの人はダメになる」と思った母は、父に何も言わず寮を出ていきます。
帰ってきた父は。。
なぜか母のパンティが一枚だけタンスに入っていたとのこと。
色んな意味でこの動画大丈夫か?と心配になるエピソード。
座頭市ノブヤ現る
父は30代で糖尿病になってしまうのですが、それが原因で目がかなり悪くなり、手術をしたことがあります。目の手術後、目が見えてない状態の時、母が見舞いにいくと。。
病院の中庭にあるカリンを母を使って盗んだという話。生きる力がとんでもないです。
伸也の「生きる」
父は糖尿病だけでなく、癌(中咽頭がんという喉の癌)も経験しているのですね。
で、抗癌剤治療をやっている時に弟が見舞いにいったら。。
「とんでもなく生に執着してるで」という弟。
この生きる力はとんでもないです。
ちなみに入院中、可愛い看護師さんの名前しか覚えず、毎日色んな看護師さんが父のところにやってきて「はい、あたしの名前は?覚えてるやんね?」と聞いてきたそうです。
スケベな力もとんでもないです。つまり生きる力。。
ということで、母や弟に聞いてもハートウォーミングは出てきませんでした(笑)
でも、そういうもんです。本当に良い話ってのは表に出てこないもんです。
あ、でもこれはきっとハートウォーミング。記録として残っている父と渡の最古の映像を見つけました。
いやぁ、可愛い。実に可愛い。
あと、父が昔から行きつけの韓国料理で働いているママさんが「韓国に帰省したいけどお金がなくて帰れない」という話を聞いて、頼まれたわけでもないのに、お金を貯め続け、2年半で50万ためてそれをママさんに渡した。そのタイミングで父は自分が癌になったことを知ったわけですが、それでも50万あげた。それを知ったママさんは「お父さんが癌を治した時にこの50万円は使わせてもらいます」といって、父が実際に癌を克服してから、娘をつれて韓国に帰ったという話はここでさらーーーーーっと書くだけにしておきます。
いろんな意味でスケールのでかい父です。
書いてて、本当にこの人とライブするんだなと、、戦々恐々です。
もう、皆、絶対観に来てほしい。楽しみにくる感覚と助ける感覚と、怖いもの見たさな感覚とをいっぺんに味わえますよ!
ということで、以下は詳細&チケット申し込み!
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