大分県佐伯のさくらホールでのLIVEが大盛況でおわった。
ここでいう大盛況は、観劇してる子どもがお猿になったり恐竜になったりする声があちこちで聞こえたのも込みで大盛況。大盛りな状況。
近くの大人たちはさすがに「・・・う・・・うるさーい!どどどドラえもーん!」と叫びたい心境だったのではないか?と心配もしております。叫べないのが大人なんよ。ここらへんはロクディムでもっといい按配でやれたのかもしれないと反省もしております。
ただ
普段ホールに来ない子どもたちが楽しく嬉しくって声を出していることや、その声が舞台上に反映されるっていう摩訶不思議なアドベンチャー体験ができたことはとっても大きいことだったのではとも思っていて、ここらへんがロクディムができることでもあるので第一回目としては大盛況で終わったと言っても良いと思っております!
まぁこの公演が実現するまで、たくさんの出逢いと縁がございました。
個人的には2019年に佐伯に初めて降り立ちはじまった旅の第一章が終わったような感覚が、今回は、あります。
縁とタイミングが重なり、2022年。たった1人の声がホールに届いて実現に向かって走り出したロクディムさいき公演。
その1人の熱と面白がりによって灯った火。
想像を超えて火が広がったのは「なにこれ?面白い!ずるい!私もやりたい!」という感性をもってくれたサイキシミンがたくさんいたからだと思う。
本当に出逢いってすごいなぁと感じます。「デアイ」っていう呪文はすごいことを起こしてくれる。
他人事でなく自分事として実際に手や足を動かしてくれる人たちとの出逢い。
場所をつくって、開催日を決めて、どうやったらこの面白さが伝わるのか?を真剣に考えてくれる人たちとの出逢い。
「なんでこんなに伝えることが難しいんだ?って腹が立ってきてw」
なんてムカつきつつも笑って、また考えて動いてくれる人たちが、この町に、たしかに、いた。
結果は、さくらホールに想像を超えて人が集まってくれました。
開場前にさくらホールに長蛇の列ができているのを知ったときに鳥肌が立ちました。
「逢いに来たよ!」と声をかけてくれた子どもたち。ありがとう!
「なんか嗅いだことのない匂いがする」と自意識を爆発させてくれた子どもたちもありがとう!その後「いい匂いだ」って言ってくれたから心折れずにステージに立てたよ!
たくさんの人と気が合って、笑い合う時間をつくることができました。
本当に感謝です。
そして最初に火をつけてくれた大西衿沙。
いつ生まれてもおかしくないけど待ってくれたベイビーちゃん。
その2人を全力でサポートしつつ、ロクディムも支えてくれたすごい男、オグ。
本当に本当に感謝です。
またさくらホールの皆様。いつも優しくて笑顔で接してくれるだけでなく最後は冗談を言い合う仲にまで進展したことがとっても嬉しいです。
高橋さんと2人で「LIVEだからぶっ刺さることがある」話ができたことも素敵な想い出です。ご飯を食べるスピードか同じだったこともなんか戦友な感じがしてました。
ロクディムのLIVEの特性をしっかりと理解してくれて、その上で素敵なステージになるように試行錯誤してくれた舞台スタッフの皆様。横山さん、たけいさん、吉本さん、テイク5の皆さん。ありがとうございました!
去年の別府のときよりも、横山さんやたけいさん吉本さんと喋れて嬉しかった!
皆の火によって実現したステージに美しい光を灯してくれた山口明子さん。ロクディムが光り輝きました。ありがとうございました。
BGMだけでなく今回もムードメーカー&ロクディムの女将として存在し続けていれた永田マミ氏、感謝でございます。
ロクディムの芝居をとんでもなく奥深く感じさせてくれる即興ピアノ、コニタン。この音楽なくしてロクディムは語れません。ありがとうございました。
今回アウトリーチからずっとロクディムを追い続けて撮影してくれて、素敵な動画作品に仕上げてくれた工藤智之氏!アニの動画がどれだけ今回の公演に力を注いでくれたか!感謝です。
そしてさいき公演のために新しく作られたロクディムドア。手がけてくれたごっちゃん、ヨシカワラヂオさん!最高なものをつくってくれてありがとうございます!また使いたい!
と、お礼をひとりひとりに書いていたらもう絶対時間が足りない!ってことでここで終わりにしますが、他にも本当にたくさんの人に助けてもらいました!ありがとうございます!!!
さて、これからです。やっとスタートラインでしょう。序章でしょう。
どうやって続けるのか?これが本当に難しいのだから。
ただ続けることを目的としても違うんだけどね。でもこれがないとどうやら生きている意味がない人間ワタリにとって、こんなグルーブがぶち上がっているのは本当に有り難いのです。生きているって実感があります。だから1人でも届くようにこれからもやっていきますので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!





コメント