来週末に開催する「浅草六笑2022」。
LIVEで確認したいことがあって浅草東洋館に下見にいった。
一緒にいったのはロクディム・小田篤史。
朝10時に東洋館に入って、あーだこーだと確認する。
30分も立たないうちに確認は取れた。
で、
せっかく浅草に来たんだし。
ということで小田篤史と2人で浅草デートと決め込みました。
まずは東洋館の近くにあるサンマルクカフェにてチョコクロとコーヒー。
アツシはそんなに時間がないということなので、とにかく浅草の主要スポットをめぐろうということに。
サンマルクカフェを出ると目の前にクリスマスツリー。
さっそくそこでパシャリ。
兎にも角にも雷門でしょう。
ということで移動。
平日にも関わらず雷門前は観光客で大賑わい。
こういうとき、そうそうに正面からの撮影は諦める。ここがおじさんの潔さ。
正面じゃないのも味わいがあっていいね。
じゃあ仲見世通りも裏を歩いてみよう。
ただずっと裏だとさすがに味気なくなっていたので、メイン通りに。
メイン通りはいろんな美味しい匂いが混ざり合っている。
「あ、お団子食べようよ」
はじめての浅草だっけ?というほどに初々しい声で小田篤史が言った。
表向きはしっかりと観光スポットだが、浅草は人情の町。その人の人間味が顕になる町なのだ。
最初は戸惑っていた小田篤史もじょじょに本質が現れてきたのかもしれない。
ここらへんからワタリが焦り始める。このままいくと本番でもずっとスナイパーみたいな眼のままかもしれない。なんとかポップな小田篤史に戻ってもらわないと。
ということで観光の大イベント「おみくじ」をやることに。
「それは武器じゃないて、そこに書いてある番号の引き出しに入ってある紙を取るんだよ」
そう教えると小田篤史は素直に51番の引き出しを開けた。
何が書いてあったらこんな顔になるんだろう?
大凶のさらに上のやつがあるんだろうか?「大滅亡」とか?
黙っている小田篤史をみつつ、妄想が止まらない。
しばらくして小田篤史はゆっくりとこちらを見た。
え?吉!?
びっくりするくらい普通やん。
吉であの顔。あの眉間のシワ。
凶だったらどんな顔になるんだろう?
もう眉間のシワしかなくなるんじゃないかな。
そんなことを思っている隣で小田篤史は
「『怠けることなく、勤め励んでいるようですが、現在は辛さだけを感じていることでしょう。大いなる望みがあるので、一生懸命に頑張るものの、まだ、それが開花する時期とはなっていないようです』だって。もう20年以上やってるんだけどねハハハ」
と、それを笑いつつ
「『しかしながら、大空に目がけて飛び上がるつもりで大決心をもって本気で挑戦してみましょう。まさに、資産や財宝、出世などが得られて落ち着けることでしょう。』・・なるほどね。」
と書かれていることを噛み締めて
「もっと頑張れってことだね」
と言った。
吉を出した小田篤史の顔は少しずつ和らいでいった。
そのあとは丹念に煙を浴びて
祈りを捧げていた。
そのあとは伝説のコメディアンと心を通わせ
強い心をもつものと同化し
スカイツリーをバックに写真を撮りました。その顔は穏やかでした。
そんな心の変化を体験できるのが浅草!
人情と面白いことが渦巻いている町!
ロクディムの今年最後の単独LIVE「浅草六笑2022」ぜひにお越しください!
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