【ロクディムブログ】その「姿」を観せられる大人でありたい

倫理研究所で行われる年に一度の中高生セミナー。ロクディムは今年も参加することになった。三泊四日の3日目と最終日に、中高生と関わる。

すべてが終わって、うだるような暑さのなか東京の自宅に帰ってきて思い出すのは、中高生のために一生懸命に脳みそにも身体にも汗をかいて動いているスタッフの姿。声も枯れるほどに頑張っていた。ロクディムもとにかく向かい続ける時間だった。

ワタリはどんな言葉よりもその「姿」が人の脳に焼きつくし、心に届くだろうなんて思うし、そういうのが好きなんだけど、中高生の皆はどうだっただろうか。

別れぎわに涙する子たちを見て、少なくともなにかを築けたようにも思う。

送迎のタクシーに乗り込む時間なのにわざわざロクディムのところに走りよってきて「ありがとうございました!とっても楽しい時間でした」といって走り去った女の子。映画「カリオストロの城」のルパンとクラリスのラストシーンを思い出すような素敵な瞬間だった。盗まれたのはワタリの心です。

大人たちの勝手な思いや願い。それをどう受け取るかは子どもたち次第。
そしてどう受け取っても良いんだとおもう。
個人的にはステージの上でもステージ外でも、人生を悲観せず孤立せず、安心や幸せの中で一緒に笑い合うこの体験はやっぱり最高だったよ。
そして共に過ごしたこの体験が、皆のこれからの人生の中で何かしら役に立つような種になっていたら嬉しい。

そうやって願ったり、とにかくその姿を観せ続けることしかできないんだけど、それを一生懸命考えながら実践していく大人でありたいなぁと思う今年のセミナーでありました。

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