20200123(木)
東京定期ワークショップ。
前に即興ライブにゲスト出演した時に共演した仲間が新しく参加してくれました。
また少人数だったので、より1つ1つフィードバックしていきました。
あまりにも細かいフィードバックに、新しく参加した彼は衝撃を受けた様子。
また彼からの質門で、「ライブでのワタリのレスポンスの速さはどうなっているのか?」というのもでました。
「次にこうくるはず」「こうきてくれたら良いな」という期待や憶測の中でプレイしていると、共演者の表現に対して「評価」が生まれやすくなる。
また、相手の芝居にたいして「いいね」とか「がっかり」などの反応がうまれる。
その反応の分、スピードは遅くなる。
またスピードだけでなく、評価してしまっているから自分と相手に間に境が生まれてしまう。世界が分断される。
一緒に遊ぶことができなくなる。
一緒に遊んでいる風にしかならない。
だから、自分のイメージはあるけれど、相手にたいしてのコントロールに繋がるような憶測をもたない。それがないからオープンに相手の演技に反応できる。流れと大きく違ったりしても、楽しく迎え入れることができる。
じゃあどうやったらそれができるようになるのか?
まずは評価している自分に気づくこと。
というような話もでました。
実際に一緒にライブをやったからこそ余計に浮かんできた疑問。活きた質門になっていました。
そういうところから、ワークショップの内容も「じゃあ次はこれをしよう」と発明していく。
良い時間でした!
photo by 鈴木淳
ワタリ
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