とうとう「即興×映画」ワークショップ、始まりました。
即興ワークショップ常連、懐かしいメンバー、はじめましての人が集まって自己紹介からスタート。
「素直に」「無理しないで。無理はいつか無理するときにとっておいて」「奥底から」
よく口をついて出ていた言葉です。
普段のコミュニケーションでやっている自分の癖。
円滑にすすませるための「我慢」だったり「自己犠牲」だったり傷つかないための「距離感」だったりに気づいていく。
気づいたうえでもう1歩2歩、いつもよりも踏み込んでみる。
人に触れる、見る、話す、聞く、届ける。
できない自分を許す。
「嘘くさい」「本当に言ってない」「人を傷つけるんじゃないかと思って、あえて距離をとっている」「本当は興味がない」
中盤から素直な言葉がポロポロ出てきました。
ふっと力が抜けて、素直な自分で良いとなったら、本当にやりたいこと、魂が震えるくらいなりたい自分に出逢っていく。
奥底から相手と向き合うから、影響がある。
無条件に反応がおきる。
でも、勝手じゃないのは、お互いがお互いを素直になるように大切に関わっているからだと感じます。
一緒に物語を生きるうえで、また人の目がある前だったり、カメラの前で、自分の本能的な部分にコンタクトして、身を差し出していくには、それをOKにしあえる「関係」がとんでもなく大事。
最後は自分の本当の話を使って即興芝居。
本当にイライラしたり、寂しくなったり、愛おしくなったり。
終わったあとの振り返り。
まるで本当に体験したかのように語りだします。
本当に体験したんだなってわかります。
そこには「受け入れないと」とか「次どうしよう?」とか考える隙間がない。
隙間がないからしっかりとやり取りが積み重なっていく。
どれも見応えのあるやり取りになりました。
あっという間の5時間。
初回ということもあり、芝居にはいっていく前の身体づくりに時間を使いました。
次回はどうかな?いずれにせよ、より探求していこうと思います。
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