最近やるよー!って発表した「即興芝居から創造する映像演技ワークショップ」。
構想としては大分前からあったんです。
自分の頭の中にあるストーリーを書き出して脚本にして映画を撮るというものとは別に、そこにいる人の人生からインスパイアされて創っていくもの。
もっと身近な距離で「映画」というものを扱えるんじゃないか。
もっと人との関係を深めたい。
そんな疑問や興味がむくむくと起き上がって生まれていきました。
また映画という表現だからこそできるのかもしれないとも思っています。
誰でも良いのか?というとそうじゃない。と思う。
即興と同じで、その物語の中で心から存在するには自分の殻を破る、または自分を本当に自由にしていく必要がある。とワタリは思っています。
自分を明け渡すこと。手放すこと。
そういうことができればと思う。
それには勇気と覚悟が必要だ。
しかし、それを演者1人の力でなんとかするというのも違う。
他の人との関係性や環境。
言葉にすると簡単なこと。
それらが融合したときに演者が架空の世界であっても真実をもって生きられる。
即興ワークショップでも大切していること。かつそこにカメラが入る。
その瞬間を切り取っていき、物語を一緒に育んでいく。
結果だけでなくそのプロセスもきっと面白い。
なんて思っていたら、ひょんなことから友達が「そういうのをやっている監督がいてね」とある本を貸してもらいました。
濱口竜介監督。「ハッピーアワー」という映画。
即興ワークショップから創っていったとあります。
しかも同じ歳。
その本もそうとうに刺激になり参考になりました。
こうやって言葉にしてくれていることが有り難い。
また、昔から興味がある自主映画の神と言われている「ジョン・カサヴェテス」。
彼も即興演出で映画をつくっていった。
共通点を見出しつつ、血肉にしていこうと思います。
このワークショップ、いま、定員の半分くらい申し込みがきています。
遠方からも参加する人がいて嬉しい。
まだ募集していますので、興味あるかたは是非です。
最初が2/15ともう日が迫っているのでスケジュールが合わない人が多いかもしれません。
最初にこれなくても全部の半分の回数参加できたら良いので、是非ですっ。
演技経験も不問ですので、
「あの子、好きかも」という人がいたら是非シェアしてあげてください。
よろしくお願いします。
詳細&申し込みは以下の記事より!
Photo by Thomas William on Unsplash
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