大分県佐伯の皆と臨んだ即興ワーク&発表会

個人的には史上最長ツアーとなる九州旅。
最初は大分は佐伯でのワークショップ&発表会。
2月に開催した「ヒトリワタリ in 佐伯」を観た人たちが盛り上がり「自分たちもやってみたい!」となった。今までは「面白かった!」となって「また来てほしい!」となるのが最上だと思っていたがさらに上があった。

「やってみたい」

これは嬉しい。
ということで再び佐伯へ。
2日間のワークショップ。そして昨日は発表会。
会場は2月にヒトリワタリをやった「さんかくワサビ」。
発表会にたいする意識も皆それぞれ違うし平日ということもあり皆仕事を終えてやってくるので集まりもバラバラなのは分かっていたので、発表会はオープンマイク的な感じが良いと思った。ショーをやる!ということでなく限りなく公開ワークに近い感じに。
本番近くなり皆が集まる。
ワタリが考えたのは前回の佐伯集中ワークみたく1人ずつ出てきて自分が一緒にやりたい人を指名してやりたいことをやるというスタイルのもの。
全部が全部用意されたものでやるのではなく、あくまで自分で考えて自分で決めることに重きをおいた。また皆に伝えたのは「うまくやると考えて保身的にやるのではなくギリギリのところでチャレンジする」「問題を起こさずスムーズにはじめる」この2点だった。ここらへんが伝わるようになったのが嬉しい。
そしてもうひとつシステムとして「順番を決める」ことにした。
あみだで順番を決める。これがとっても良かったと感じたのは皆がしっかりと緊張し始めたということだ。1人で考える時間があったりウォーミングアップで絡んだりといい空気感になった。
皆が自分ごととして臨む空気感へ。
またあのさんかくワサビの大きさもちょうど良かったんだとおもう。広過ぎず一体感を感じられる。お客さんのちょっとした感想が聞こえてきたり、演者の息遣いを感じられる。緊張が伝わり応援しあえる距離感。
本番はワタリもサイドコーチをしていく。
笛もこっちで吹いて終わらせる。
ツマミちゃんもアシストする。それもとっても大きかった。皆が手を叩き笑い、観てくれていた高校生も飛び入り参加し、大盛り上がりだった。とんでもなく濃厚な1時間。
「時間の感覚がなくなった。なんだろうあれは。永遠にも感じられるような」「自分だけの喜びじゃなかった」「この楽しさはなんだ??!」などなど。皆、即興体験を言語化するのが難しそうだった。あのなんとも言えない一体感は即興をただやっただけでは起こりえない。脳みそも身体も汗をかきどっと疲れる2日間のワークや、そこに自問自答しながら臨む参加者の姿勢、会場の空気感と本番の一つ一つの言動の積み重ねなどいろんな要素があってそれが起こっている。
だから皆、自分の手柄!とかでなく手放しに喜べる。良い即興をしたときはそうなる。

懇親会では「季節ごとにやりたい!」「どうやったらこれをやったことのない人に伝えられるのか?」即興芝居とつけることが「自分には関係のないこと」と捉えられてしまうから「大人が本気でやるおままごと」とかにしたら?という話もでたり、今後やりたい即興を伝えるとすぐに「今やってみよう!」とやり始める。
最高に嬉しく楽しい夜となった。

「やりたい!」と声をあげてくれて実際に皆に声をあげてくれたかずみちゃん。すぐにそれが実現するように動いてくれたえりさ。サポートしてくれたオグ。実践のときに見守り&サポートしたツマミちゃん。参加してくれた皆。本当にありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。