「最終章はもう見た」という松本人志の言葉にピーンときた

松本人志と中居正広のトーク番組を観た。

その中で、「昔とがってた」みたいな話になったんだと思う。
そこでまっちゃんが言ったこと。

「最終章はもう観てたんよね」という話。

若い時に、自分が売れるのはもうわかっていたと言う。
そして、まるで自分の自伝本があるかのように手で本を持つ仕草をして、その最後のページを開き「自分が最終的に売れるのは知ってたから、だから途中が面倒くさくて。それが生意気にうつったのかもしれないなぁ」と言った。

これはもう真理やなぁと。

モハメド・アリが試合前に「もう勝った」という話にも通じる。
現実となんら差がないほどに未来が見えてしまっている。
それはもう間違いなく現実になるわな。
現実のほうが少し時間がかかるだけの話で。

そこまで強烈に見れたかどうか?
努力じゃない。
なんの疑いもなく「そう成る」と知る。
自分がそれをやることを知っている。
どこかで決めたってことなんだろうと思うんだけどね。
「自分は成る」と。

マトリックスの3部にも通じる。
もう選択しているからマシンシティに行く。
強烈な気迫や覚悟の先にある静かな状態。

そこまで見たかどうか。深く深く潜って見たのか。
そんなまっちゃん一言にピーンとくるのは、いまワタリがそういう状況にあるってこと。
もっと静かに潜っていく必要を感じている。その環境をつくっていくことも大事やね。

写真は自分の運命を知り全力で進んでいるやつ。

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。