「日野晃 VS 日野一輝 新春ライブ Real’74」を体験した

武道でたいへんお世話になっている日野晃先生とご子息であられる日野一輝さんの「ドラムと和太鼓」のセッションを体験しに吉祥寺へ。

これはいったいなんなのか?

2年前にはじめて日野先生のドラムソロを見たときに感じたこと。

だってドラムでソロのLIVEって聞いたことがない。

リズムじゃない。

日野先生がドラムしているのか、ドラムが日野先生をしているのか。

とにかく日野先生という存在とドラムが一体となってこちらに響いてくる。

その時、その瞬間感じていることをそのままに音にしているような。

また不思議だったのが、ドラムを思いっきり叩いているのに、音が強すぎないということ。むしろここちよく届いてくる感じ。身体の芯が熱くなってくるような感覚。

それは今回もそうだった。

しかし、今回はそれに加えて、より感じるものがあった。

LIVEは前回同様2部構成となっていて、最初の30分は日野先生がとにかく1人でドラムをノンストップで叩きまくる。
2部では、日野先生のご子息であり和太鼓奏者の一輝さんとのセッション。

1部の日野先生のソロ。静かに始まり、じょじょに加速し、最後はなんていうんだろう?音の嵐?もうずーーーーーーっと嵐。
先生の人生そのもののような感じ。熱風がくる感覚。

2部のセッションでは、前回よりもはるかに暖かく楽しそうな空間となった。
なんていうんだろう。とっても多幸感があった。
前回のときに感じたのは父に挑む息子。それをあしらう父。みたいな感覚(あくまでワタリの主観です)だったのが、今回はものすごい対等に遊んでいるような。

そんなのを見たら勝手に声がでます。

会場も拍手と歓声でわきまくっておりました。

あの密度。

即興というものはどういうものか?

ワタリとちょうど30歳年上の先生がとんでもない気迫と気合いと狂気と暖かさで魅せていただきました。

生で立ち会えたことが財産。家宝。

これから何年もこの日の日野先生の姿勢を思い出し今の自分を省みるだろう。

「あかん。これじゃ全然や」と思わせてくれる存在がいてくれることが本当に有り難い。

これを自分の表現や人生とどう繋げていくのか。

丁寧に、そしてハチャメチャにいこう。残りの人生かけても間に合わん。

日野先生、一輝さん。和子先生。そしてあの場をつくってくれたすべてのスタッフの皆様に感謝です。

ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。