本気でやるから疲れる

今日はリアルワークでした。

こここじゃないどこかにいこうとする人。
ここじゃないどこかにいかないといけないと思っている人。
すでにここじゃないどこかにいる人。

「そんな人とは今を一緒には味わえない」という当たり前のこと。

本能として「次なにがどうなるのかわからない世界は危険」と思ってしまっているのか、どうにかして未来を想定したくて「ここじゃないどこか」に目線が向いてしまう。

今にいない人の言葉は目の前の相手に届くはずもなく。

ただ意味のある日本語としては聞こえているから、相手もそれに対しては反応する。

それはもう情報だけの世界。
それは日常の世界といっても良いんじゃないだろうか。

そういうコミュニケーションじゃない世界。
いま、ここで、私があなたに届ける。向き合う。関わり続ける。

それが雰囲気でなくしっかりと検証できるようにしていく。

ただ、相手に言葉を届けるだけ。

でもそれを観ているだけでドラマを感じるし、良い芝居みたなぁ~という感覚になる。

いま、ここでしか起き得ないこと。

いまのこの人でしか出せない言葉を、いまここでしか存在し得ない相手にむかって関わっていく姿を観ているのだから。

情報の音と、本能にうったえる音。

その違いを認識してからの皆の姿勢はより深く真摯だった。

同じ人間でもまったく違う。

ワーク後、参加者の1人が「こんなに疲れるか?!ってくらい疲れました!もうここで寝たい!」というほどにヘロヘロになっていた。

真剣で全力で本気。

そらぁ疲れるよね。疲れないことやっててもね!

ということで今日も充実なワークでした。ありがとう!

ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。