人形操演者・山田はるかさんの「プロフェッショナル」を観て

ドキュメンタリー番組「プロフェッショナル」で人形操演者・山田はるかさんの回を観た。

人形操演者として自分のやってることを日々テレビやモニターでチェックする。
人の動き、呼吸までも、とにかく観る。それはもはや「診る」に近い感覚で。
「好き」という土台はあれど、それ以上に「プロとして」という意識があるからやっている行動がある。
「好き・嫌い」の世界では到達できない。好き嫌いだと好きなことしかやらない。好きとか嫌いとか関係なく「やる」。
ひたすらに好きなことをやってきたワタリに、その視点、考え方はいま大きく響いている。

また「即興芝居のプロとは?」という疑問も浮かんでくる。
そこから派生して「即興遊戯者とは?」という問いも。
浮かびながらも、その問いによって頭でっかちにならないように気をつけよう。
その問いを支えている自分はなんなのか?
と考えると「もっと良くなりたい。もっと体現したい。もっと感動したいしさせたい」という欲求や「人間って面白い。凄まじい。あなたも何かできるよ」というメッセージがあることがわかる。
ということで、下手な考えにハマるんじゃなく、とにかく今あることを1つ1つ丁寧にやりきれっていうところに着地する。

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また人形操演者に感動した山田さんが叩ける「人形劇団」という門があるってのが大事やなぁと思った。
それを観て感動して「わたしもやりたい!」となったときに行く場所がなかったらそこで途絶えてしまうかもしれないものな。
劇団作るかなぁ。なんてつぶやいてみる。まだそれは遠い。

また「心を動かす」という言葉でなく「心が動かす」に胸が熱くなった。

またうちにも操演できる子がいるなぁ。あらためて心が動かすものをやろう。

ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。