富士山×初日の出とイニシャルD

「富士山から登る初日の出を拝む」

キングオブ初日の出。王道の王道をしてみたいと思ったのは2020年の年末。もう残り1週間くらいのときだったように思う。
山登りに詳しいTくんに色々聞いてみる。

「だったら竜ヶ岳がいいですね」

そこから見る富士山がものすごく良いという。写真をみせてもらうと確かに良い。
ただ登山グッズがないということと、初日の出を山で迎える場合は、夜中に登らないとなので竜ヶ岳は断念。そこで出てきたのが「本栖湖」。
なんて読むのか全然わからずただ字面で記憶していたけどこれ「もとすこ」って読むんだね。なんかもっと洒落た読み方なんかと勝手に思ってた(※本栖湖ごめん)
そこからみえる富士山は湖面が波打っていなければ「逆さ富士」も見れて絶景という。ここだ!ここにいくぞ!と盛り上がる。

元旦の夜中2時にシェアカーを予約。
仮眠をとって行こうと思ったけど「気がついたら昼だった」っていうことを想像すると眠れず、いったん横になるもすぐに寝るのやめ!って起きることにした。
顔を洗って支度して、車を取りに行って、いったん家に戻ってツマミちゃんと共に出発。真っ暗な道をいく。

しかし、乗ってそうそうに眠気。談合坂サービスエリアにて少し休憩。
サービスエリアで買ったあんドーナツがうまい。
何気に「あ、今年はじめて食べたのはあんドーナツか」と思った。なんか少しだけ「いいの?あんドーナツでいいの?」っていう声が聞こえてきたが、なによりも今はテンション!っていうことで食べる。

高速を走っているときに真っ暗な山々の先にうっすら見えた富士山はかなり不気味だった。どうあれ存在感がすげえ。

高速を降りて、いよいよ富士山近くになってきたときに、前も後ろも皆富士山を目指している車になっていることに気づく。前も後ろもイニシャルDみたいな走り方をしていて焦る。で、本栖湖の駐車場なんだけどなぜかナビで出てこなくて近くの場所を目的地にしていた。だからツマミちゃんにグーグルマップで本栖湖駐車場を検索してもらう。そしたら「もっと近くに逆さ富士も見れて駐車場も広いやつがあるって」という情報をゲット。

眠気も時間的にも近いほうがいい!っていうことで急遽場所を変更。
ついたのは「精進湖」。
湖の目の前に駐車場がある。
しかし、もうかなり埋まっている。埋まっているというか、すでにちゃんとした場所(白線で書かれた場所)はなく、皆適当に停めている。
無法地帯や~!となるが、よくみていくと、皆ギリギリ車の動線を確保しつつ停めていることがわかる。
ワタリも車の流れの邪魔にならないところに停めることができた。

ふ~~~~っと一呼吸おいて前を向いた。
目の前にどどんと富士山がいた。

おおおお~~~!と声をあげる。徹夜でイニシャルDみたいな運転の疲れも吹っ飛んでいた。
外に出て道路を渡る。丘の下には精進湖。目の前には富士山。

Pixel5

日の出まで30分以上はある。
すぐに手がかじかんでくるほどの寒さ。
いったん車に戻って三脚をとって、丘の上で撮影場所を決めて三脚を置く。
人も集まってきている。
車の中で暖をとるんだけど、もうワタリは力がみなぎっていて、寒さもそこまで感じず、刻一刻と変わる景色を撮影したい!となっている自分に少し驚いている。
そろそろ日の出って頃に車を出て、置いておいた三脚のところにいく。
ちなみに丘の下の湖際で撮るのも良いのでは?と思って一度、下に降りる。

そこはもうさらに強者達の集まり。
キャンプして待ち構えている人。
湖近くに車をとめて、焚き火して暖をとる人。
ある程度の装備がなかったら難しいやつだ。これはまたレベルアップした時にやろうと誓って、また丘の上に戻る。

α7iii

駐車場側の空にはお月さんがまだいる。
反対側には富士山。
そこから顔を出そうとすでに空の色を明るくしはじめている太陽がでる。

Pixel5で撮影

「カメラ小僧やん」

すでに何枚もシャッターを切りはじめているワタリを見てツマミちゃんが言う
自分でも笑ってしまうほど、カメラに夢中になっていた。
やはり好きなんだなと思う。

Pixel5で撮影もしてみる。

α7iiiでも。

動画も。忙しい。

そうこうしている間にどんどん明るくなってくる。

そして

α7iii
α7iii
α7iii
α7iii

ご来光。

富士山に光がはいる。

圧巻。

近くでパリピ的テンションの若人が
「なんか~~~富士山の日の出?っていうの?皆にお届け~!いえ~い!」って騒いでるのも気にならない。※うそ。少しだけ気になった

途中で撮影もやめて、富士山と太陽を身体で浴びる。拝む。
夜はあける。光は射す。
そんな言葉はその時には浮かんでこない。ただ浴びる。

太陽ができる前くらいで「さ、いこう」と動く人たちがたくさんいる。
映画のエンドロールで席を立つ人みたい。
このあと、無法地帯から車を出す。絶対に渋滞する。それもあっての動き。
だからそれが悪とも思わない。
でも今度は大晦日とか正月明けとか。「すこしズラしてくるね」と富士山に伝える。

ということで、キングオブ王道。富士山からの初日の出は最高です。そして人混みが苦手な人は、ズラしていくのが良いですよ。

感動を通り越して感情が見えなくなっているワタリ
精進湖際にカモもいたよ
本年もよろしくお願いいたします!

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。