【マツリワタリブログ】マツリワタリ2020を振り返る。2部「ヒトリワタリ vol.44」

マツリワタリ2020の第2部は「ヒトリワタリ vol.44」。
もう、1人でやることがチャレンジではない。
どうやって自分の感覚を新鮮にもって、その瞬間に生きることができるのか?
またお客さんと融合できるのか?
ギリギリまであーだこーだ考えて、やったことのないことを試す。
下手すると大ゴケ。その可能性を創り出すことが自分を新鮮にさせる1つのやり方だと思う。

ぬいぐるみと即興をする。
それを前日に思い浮かんでやることにした。
やってわかったこととすれば、ぬいぐるみをぬいぐるみとして扱わずに人間として扱ったほうが良いということだ。
それは感覚的にはわかっていたことなんだけど、シチュエーションが「ゴミ捨て場」ということで「捨てられたぬいぐるみと人間」という図になった。
それが「わかりづらい」ということに繋がったように思う。
その時はそんなことも考えずに、とにかく即興!
ぬいぐるみがヤンキーにいじめられていたことが発覚。
そのヤンキー(集団)がやってきて、啖呵を切り逃げるあたりが自分の感覚としてはなにかから抜け出せたように感じた。

この回がマツリワタリを通して1番違和感があった。だから学びも多い。
実際に会場に来ている人と、Youtubeで観ている人の集中のバランスが難しいと感じていたことを終わって知る。
「いま、どこの誰に向かってやっているのか」
ということ。
今までロクディムでも無観客。または配信なしのライブ。またはたった一組に対してライブ。というスタイルをやっていたけど、「有観客+配信」は初。
知らない間に霧がかっていた。
なんとか晴れ間を出したい。
そのときにはっきりと頭で理解していないても感覚的にわかっているから、最後の物語にはそれを払拭するようなキャラクターが出てくることがある。
今回も出た。
それが「身体が大きく繊細。一途に友達に片想いをしている田中」だった。

この自主公演としては44回目のヒトリワタリのおかげで、また俯瞰する視点が高くなった。
瞬間のひらめきを表現する自分と、それを俯瞰で観ている自分。その俯瞰の部分の高度があがった。あがったというのかな?「あ、もっと上から観ることができるね」と知る感覚。
なので、ライブのクオリティという面ではよくわからないが、とってもキーになる回だった。

photo by Masanori Tani

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。