アリオス小劇場にて『限定1組×6回転で贈る採算度外視スペシャル公演』が終演した。

アリオスのスタッフが「面白いですね!やりましょう!」ってならなかったら絶対に成し得ないどころか有り得もしない。

ステージ袖から入ってくるお客さんをステージ上で待つ時間は今までに感じたことのないドキドキ感でした。

ライブが終わってもすぐに席を立つ動きにならない人がたくさんだった。

2歳の子は最初は「嫌だ~」ってなってた。お母さんにしがみついてこっちを見ないようになっていたけど、ライブが始まるとじょじょにステージを観るようになった。でも終わるころには手を振ってくれた。

それはどういう感じだったんだろう。直接感想を聞いていないから憶測でしかないけど、時々「名残惜しい」という言葉を残してくれた人もいたから、そういう理由だったら嬉しいな。

ロクディムと逢うことも貴重。

劇場でやれることも貴重。

お客さんが目の前にいることも貴重。

本番がはじまるギリギリまで「中止」も簡単にありえる環境。

だから全部、6回の公演にお客さんがきて、無事に終演することができたなんてなんてハッピーでラッキーで素晴らしいことなんだろう。

体調管理をして、祈りながら、そんな不安が押し寄せてくる暇なんてないほどに色々目の前のやるべきことに集中した。

今回もたくさんの人に助けられた。

そんな感覚は間違いなくあるんだけど、でもなんだかいつもよりも、それはコロナの前よりも

ただ、僕たちが「やりたい」っていってやっているんじゃなく、それはあくまでスタートでしかなくて、今回は劇場もロクディムもお客さんも。皆が求めた形だったような感覚がある。

皆の「want」が集まった。

それは本当に楽しい場だった。

じっくり向き合って、話をきいて、そこから二度と繰り返せない即興をやって、皆で笑う。

「劇場」っていう尊い場所で皆でチカラを注いで魔法を生み出す。

ずっと楽しかったです。

ずっと楽しいってもうすごいことだと思います。

6回公演。全部が全然違って。そして全部楽しかった。

どの公演もロクディムのライブだった。

こう書いてて気づくけど、ロクディムがいるからロクディムライブになるわけでもないんだなって思う。

皆の呼吸や意識が「ロクディム」の大切にしている方向にしっかりと向かう。

その瞬間を目一杯、遊び合い。助け合い。感じあい。愛し合う。そこに勇気といたずら心がかけ合わさって生まれる「この瞬間を一緒に笑おう」。

その瞬間が「ロクディムライブ」になるんだって。

すべてはその瞬間のために。

そのためにたくさんの人が全力でエネルギーを注いでくれる。

楽しくないわけないじゃない。

またお客さんの中には「1組限定」だから劇場にくることができた人もいた。

こんな頭のおかしい企画だからこそ逢えた人がいる。

それは僕たちだけがやりたいっていうライブじゃない証明だった。

やってよかった。

そしてロクディムにとっても本当に久し振りの「お客さんの前でやるライブ」だった。

「生」っていうのは「お客さんがいる」っていうのは

こんなにも。

こんなにも尊いのかと。

手を合わせたくなる。涙がでる。

それくらい有り難いことだった。

この時代になったから感じられることなんだろうと思う。

そうなるとオンライン配信はあまり良くない?って感じそうなんだけど、

オンラインがダメというふうには全然思わなくて。

むしろ武器が2つできたような。そしてそれはさらに進化させられる伸びしろがとんでもなくて。

ワクワクは尽きない。

この企画に「面白いですね!」と乗ってくれてひたすらにMTGを重ねてくれたアリオスの萩原さん。リサリサ。

惜しみなくチカラをかしてくれたアリオスの中村さん、スタッフの皆さん。

この劇場に光という命を吹き込んでくれた照明家の山口明子さん。また照明補助で関わっていただきましたRKBの皆様。

ロクディムの芝居の幅を広く深くしてくれる即興ピアノのコニタン。

ドキュメンタリー部分を担当してくれたアウトバックフィルム・田村博之さん。ワタリのお願いに速攻で快諾してくれたジェントルマン、加藤隼平(東京サムライガンズ)くん。

静かに柔らかくでも芯がある関わりでお客さんのインタビューを担当してくれたラジオパーソナリティ/心理カウンセラーEricoさん。

ロクディムのライブを100%の集中力でひたすらに撮影してくれた會田将巳氏。

全公演のスイッチングだけでなく、様々のことの補佐をやってくれた永田マミ氏。

すべての音を束ねつつ、会場と収録の音のバランスまで整えた鈴木匠氏。

取材だけでなくいろんな部分で協力してくれましたエンゲキ☆アリペの皆様。

ロクディムの制作やアドバイザーやパイプ役として存在してくれる鄭くん。

そして今もなお続いているクラウドファンディング。すでにサポートしてくれている皆様!

ロクディムは愛されるチームになったんだなぁと感じてます。

本当にありがとうございます。

トライアルツアー2020は残すところあと1ステージ。

ロクディムのホームといっても良いでしょう!浅草東洋館にておおくりします!

お客さんを入れつつも、オンライン配信もしようというチャレンジ!本当にそんなんできるんかな?w

また詳細出していきます!

今後ともよろしくお願いいたします!

撮影:白土亮次

渡猛の身を放り投げてこそ我が人生企画「マツリワタリ2020」始動!ワタリの活動に心動いた!共感した!皆様!ぜひ応援してください!

きっと人一倍ビビリ。でも楽しいことには勝てない。負けて参って任せて待つ。勇気もって踏み出す。
装備は「ウクレレ」と「即興する身体」のみ。
ここでどこまで行けるのか?「マツリを止めない」ワタリの旅を御覧くださいませ。
https://watari-bouya.com/2020/10/22/matsuri-24/



ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。 情報はこのブログ、またはメルマガで配信しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。