【インプロW.Sブログ】自分の人生を遊戯するには

昨日のオンライン・ワタリーショップでの話。

即興をすることを登山で例えていた。

同じ命綱で登っているようなものだと。

1人がいきなり心が折れていたら、そしてそれを誰にも伝えなかったら。。

突然力が入らない仲間に皆、びっくりしたり、慌てたり、イライラしたり、またはその分頑張ったりする。

だからせめて「心が折れそうだー!」と伝えること。

そしたら対処ができる。

いま、どうなっているのか?を気づいて伝えること。

チームの一員としての責任がある。

そんな話をした。

で、いまこうやって書いてて、また違う考えも浮かんでくる。

同じ命綱なのか?と。

1人1人が自分の命綱でやっていて、その綱は皆には繋がっていなくて。

でも、同じ山を登っている。

早くいきたいから勝手にいくんでなく、「一緒に頂上にいこう」と皆で声をかけあって助け合って登っている。

そういうイメージもある。

どれも正解なんだろう。

つまりそれは「なにを大事にしているか」「なにが目的なのか」で変わってくるからだ。

個人としての「大事にしていること」。

チームとしての「大事にしていること」。

その中でバランスをとってやっていく。

共通しているのは、自分がいまどこで何をしているのか?をどれくらいのレベルで見ることができているのか?だとおもう。

わかっていなかったらなんだかわからない。

で、何に喜びや平安や嬉しさや楽しさをもっているのか?を知っていくのは大事だとおもう。

そして自分の能力がどういう場面で発揮できるのか?ということもとっても大事だとおもう。

わからないとどういうことが起きるのか?

例えば、フライパンで釘を打つみたいなことがおきる。

「ああ、その子、もっと別なところで能力発揮できるのに!」っておもう。

例えば、めっちゃくちゃマッチョな人が、手編みの世界しか知らなくて「全然かぎ編みできないんです・・すぐに棒針折れちゃうんです・・」ってなってるみたいな。

「いますぐ力仕事してみて!」って言いたい。

いや、どちらも「フライパンで釘打ちたかった」とか「手編みが大好きなんです!」だったら良いとおもうんです。

気づかずにやっていたらもったいないことになっちゃう。

「ジムでトレーナーやってます。鍛えることも好きだし、教えることも好きだから。これが僕の『人の役にたてること』なんです。やり甲斐も感じてます。ただ、時間ある時は編み物します。めっちゃ好きなんです」

気づいているとバランスがとれる。混乱しない。

またもしかしたら「マッチョな人に合うマフラー」とか「筋肉美が浮き出るニット」とかを発明するのかもしれない。

とにかく気づくということ。

この「気づき」を得るためにワタリーショップはある。

他の誰でもない自分にとっての「好き」「嬉しい」「幸せ」「安心」を知る。

また自分にとって直視したくないくらいの好きじゃない自分も表れたりする。

それを「見ない」というのも自由だ。

自分にとって不都合な、嫌な自分って見るの大変だから。

しかしそれを「そのままでいいんだよ」とは言えない。

そのままでいいわけがないから。

だってその人じたいがそれを嫌だとなっているわけだから。

そうだけど、それに直面することはとっても大変だったりもする。※人によるけど

自分の中の「嫌」をたくさん見た人が、それをさんざん見た人が、それを受け入れられる。手放せる。

「それでもいい」と自分で言える。または「それは嫌だからそれを選択しない」と変えることができる。

そんな自分が表れたり、直面したり、見つめたり、寄り添ったりする機会もワタリーショップにはある。

「こうしないとダメ」とか「これが正解」とかではなく、ただ自分で気づいていくこと。

気づいたら自分から創ることができる。

なんてややこしいことを言葉にしているけど、実際は

「えっと、じゃあ、英会話の生徒同士の設定で~」

なんて話になってるのがおかしい。

大人たちが真剣におままごとをしている。それじたいがとっても素敵なコメディだなって感じる。悩んで笑って泣いて話して演じて。

20年以上やっていていまだ楽しいってのもすごい。

いや、まだたかが20年か。

まだまだ未熟。まだまださっぱりわからないことだらけ。

今日も一つ一つ、ひとりひとりと向き合っていこう。

ってことで、ワタリーショップ、オンラインもリアルもやってますので、興味ある方はぜひ~!※華麗なる宣伝で終わる

Photo by Gary Sandoz on Unsplash


渡猛のオンライン・サロン「ワタリーボウヤ・サンガ」では毎日生配信で「即興芝居」をしたり「即興についていま考えていることを語ったり」「謳ったり」しています。月額1,000円。詳細は以下。 https://watari-bouya.com/2020/05/15/samgha/


ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。 情報はこのブログ、またはメルマガで配信しています。

ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。