【インド旅行記】シルディ・サイババに逢いにいく〜20〜点と点が繋がって腑に落ちる

その記事は渡猛がシルディ・サイババに逢うべくシルディ村にいったインド旅行記を綴っております。 最初から見たいかたは以下をクリックしてください。 【インド旅行記】シルディ・サイババに逢いにいく

リキシャというアトラクションを楽しんだあとは、カフェにて振り返り。
今日あったことをひとりひとり語っていきます。
これが旅の醍醐味の1つ。
まったく違う感性をもち、違う人生を送っている15人の体験談を聞いていくうちに、なんだかとっても自分に響く言葉があったり共感したりして、思いやったり。
インドにいく。
簡単にはこれない場所。
1つの勇気だったり、1つの決断をして、またはいかないという決断も込みで、集まった皆。
シルディに来てからはなんだか、1つの生命体のように感じることもあり。
皆が皆の話しに耳を傾ける。
カフェにてチャイを飲みながら(チャイの飲み方のレクチャーも受けながら)語っていきました。
ワタリも今日感じた3つのことを話します。
ここで「さてFくんは何時に起きたでしょうか?」というババからの声を聞いた話しも披露。
「ふざけられてるね~」と笑いながら、振り返りは終わり。

帰り道に屋台で売っていたトウモロコシをシェアしながらホテルに戻りました。
その様子は動画でもあったので動画でもシェア。(皆の体験談はあまりにプライベートなこともありここでは割愛。ワタリのだけで勘弁ね)

ホテルにもどり休憩して、皆で夜ご飯。
体調がもどったFくんも参加して皆でご飯を食べました。

食事のあとはまた少し振り返り。

ここでもワタリの今朝のエピソード「ババからなぜ『Fくんが何時に起きたか?』というメッセージが?」という話で盛り上がり。

そこでワタリがふいにFくんに

「で、結局何時にFくんは起きたの?」

と聞いてみたんです。

そしたら

F「ワタリさん、それ何回聞くんですか?」
「え?」
F「もう僕3回くらい答えてますよ」
「え?」
F「最初は3時に起きて次は6時に起きたって」

衝撃でした。

Fくんが何回も答えているのにワタリは全然聞いていなかったんです。

そしてそこで「3時」におきて「6時」に起きたことに対して奈良さんが「3の倍数には意味がある」という話をしてくれました。
またワタリとFくんの部屋の金庫の暗証番号も「3696」という3の倍数(これはFくんが好きな羅列ということでした)。
またババの近くにいる神様「ダッタートレーヤー」も顔が3つある。
その話をきいてじゃあやはり「さてFくんは何時に起きたでしょう?」というのはババからのメッセージだねなんて話になったんだけど。

ワタリはこの話からしみじみ感じることがあったんです。
それはワタリがFくんの話をまったく聞いていなかったことです。
そこからワタリの脳はある1つの記憶を繋げてくれました。

それはインドに行く前のロクディムのツアーのことです。
九州ツアー。2週間。いままでで1番長いツアー。
たくさんの人と逢い、移動して、最後は大分の宇佐で公演。
その打ち上げのとき。
宴も終わりに近づいているころ、ロクディム共同主宰のカタヨセヒロシが何かの会話の弾みでワタリにいったこと。

「タケシはさ、最近話きいてないよ。それが即興にもでてるよ」

ということ。
打ち上げの真っ最中に、真摯にダメ出ししてくることにカチンときたワタリ。
会は楽しく終わって、寝る流れになったときに超小声で(シェアハウスに泊まっていて隣は外国の人が寝ていてイビキが少し漏れていた)話し合い。

ワタリ「いつからそんなことを思っていたのか?聞いていないって具体的にはどのLIVEのどの瞬間の話なのか?そうじゃないとただただダメを出してるだけじゃんか」
ヒロシ「いまは具体的に言えないけど、じっさいに出た話を使っているんじゃなくて、タケシの中で面白く改良されて出てるときがある。その力はすごいから成立しているんだけど、そもそもそういう話ではなかったよねという時がある」

そんな話をヒソヒソと。
疲れもあり、最後の最後に言われたこともあり、受け止めきることが難しく、その話は

「今後もしそう感じることがあったらすぐに言ってくれ」

というところで終わり。
翌朝、予定があったワタリは皆に別れを告げることもなく、早く九州をたったのでした。

「ワタリさん何回言わせるんですか?」

というFくんの発言によって、その記憶が蘇ってきたのでした。
あぁ、そうかと。
聞いてないんだなと。
で、なんで聞いていないんだろう?って自分の中をさぐってみる。
ワタリはババから「さてFくんは何時に起きたでしょう?」と言われたことが面白すぎて、その面白いのをFくんにシェアすることにエネルギーを使いすぎていた。
だから「実際に何時に起きたのか?」という質問の答えより「自分の面白いと思ったこと」を優先させて関わっていた。
Fくんからしたら「この人何回聞くんだよ」ってこと。
そして実際のFくんの答えには3の数字にまつわるとっても素敵なエッセンスが含まれていたということ。

「面白いことを面白くする感性と表現」も大事。
だけどそのままでも面白いことがたくさんあるんだよ。

という言葉がでてきた。
もっとシンプルに聞け。
自分のオモシロだけにいかない。
相手から出ているメッセージからとんでもない発見があったりする。
まっさらに見ること。聞くこと。
それは今までの自分が駄目と否定するというよりも
「もっと力抜いても大丈夫だよ。素材そのままで美味しいんだよ」
と言われたように感じたんですね。
その時にスッと腑に落ちた感覚があった。
うん。
これがババからのメッセージだとしたらとんでもない。
力を抜いて抜いて、だいぶん抜けてきたと思ったら、まだ全然な自分への気づき。
思わず手を合わせたくなるような有り難い気づき。
そんなことを感じてまたそれをFくんにシェアして今日が終わります。

いよいよ、インド旅行も明日が最終日。
明日は、ババのもとで歌ったりする「アラティ」という儀式があるという。
朝イチでやっていてすぐにチケットが売れてなかなか入れないけど、そのチケットが手に入ったから行こうっていう話に。
この1日がまたとんでもなかった。

また書きますね。


ワタリ
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。