奄美の大島紬。じいちゃんとつながる

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奄美大島には「大島紬」という伝統的な織物があります。

絹糸を泥染めして織っていくもので、それで織られた和服には独特の美しさがあります。

そんな大島紬がなんとワタリのもとにやってきました。

親戚のもとにあったものを実家を経由して送られてきました。

まぁ、これがね。いいんです。

とってもかっこいい。

オカンに聞くと、もしかしたらこの紬は昔オカンが織ったものかもしれないという。

そう。オカン、織れるんですね。もう今はできないみたいだけど。

そういえば、ワタリが小さいころ、家にある機織り機でギッコンバッタンとオカンが織っていた記憶があります。

オカンは高校の時から織っていたそうです。

織って完成した大島紬をおばあちゃんと業者さんにもっていって、審査が通れば売り物として買い取られるシステム。

ワタリからしたらまるで観光客的な気分になる大島紬は、オカンからすると生活の1つとしてあるものだったんだなぁと。

またほんらいはしっかりとした帯でしめるものらしいんだけど、オカン曰く

「おじいちゃんが帯で着てるのをみたことがないのよ。兵児帯があるやろ?それを適当にやってたと思うねん」

兵児帯(へこおび)ってワタリは初めて聞いたけど、調べたら縮緬地の帯のこと。普段着として愛用されていたけど、よそ行きのときには敬遠されたよう。

正装するときは帯がいるけど、普段だとこれでいいんだなと。

大島紬を触りながら、ワタリのおじいちゃんが普段着で大島紬を縮緬地の帯で締めて生活していたことを想像する。

その姿がなんとも粋だなぁと感じます。

また時代を超えておじいちゃんと繋がったような、妙な嬉しさがある。

お正月とか大事な局面で着ようなんて考えているけど、ゆくゆくはワタリも普段着で着ていきたい。

そんなことを感じ、妄想する時間。

大島紬が時代を超えて、ワタリのもとにやってきたことに感謝。


ワタリ
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。