【即興×映画】3日目終了

映画ワークショップ3日目。

シンプルなワークこそその人の癖(思考も身体も)が出ることを再確認。

本題に行く前に、すでにたくさんの違和感や気づきがある。

従来のワークショップが3時間だけど、映画ワークは5時間。

正解だった。なかなかに時間が必要。

あるゲームをやって、その後に「できない面白さ」という話がでた。

何のためにやっているのか?

目的はなにか?

このゲームの目的と、個人の面白いところが違うのはなぜか?

という話になっていく。

一緒に作品を作っていくためには共犯者感覚をもつ必要がある。

目的がなかったり、気づいてなかったり、弱いと、勝手に感じたことを「私が感じた本当のこと」となってしまう。

それはそれで正解でもある。ただ、ここでは違う。

例えば脚本だとしても「このシーンの目的」がある。

それになるように役者もスタッフも監督も協力してやっていく。

そこでまったく違う感覚になっていってしまったら破綻する。

だから自分の感覚もそっちになるようにもっいく必要がある。

大雑把に例えると、船の乗組員で、嵐が迫っているとき、皆が一丸となって進路変更しているときに「お腹がすいたー」と言って、飯を食うようなもの。

それだと困るっていうこと。

ただ

本人が「え?運転するって聞いてなかった」「そもそも豪華客船だと思っていた」

という誤解があったりしたら、そこを確認する必要がある。

また簡単なワークだから自分がそこまで「嵐が迫っているように思えない」となったらば、ここにどうやって全力でいけるのか?少なくとも目的をともに一緒に楽しむことができるようにもっていけるのか?を考えることが大事だと思う。

みたいな話を一生懸命する。

そこから、また参加者それぞれの本当の話をもとに、話をつくっていく。

ワタリはそこからどう設定を出していくのか?がチャレンジ。

今回は3つのシーンが生まれた。

一度やってみて、演じている人がどうなっているのか?

なににブレーキがかかっているのか?

細かくフィードバックして、そのブレーキの原因をみつけて、解除していく作業。

それはワタリにとって傾聴する稽古でもあり、寄り添うことであり、そこからどうやって解除していけるかの探求でもある。

演じることをプランしない。

リアクションも動きもコントロールしない。

準備できるのはその前。

プランや雑念を払うと、とたんに本当の感情や情動がやってくる。

昨日はその瞬間に立ち会えた。

つくづく人間って面白いなって思う。

今日も大切な皆の話を聞かせてもらいました。

感謝。


ワタリ
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。