【即興×映画】2日目終了しました

コロナの騒動があり、キャンセルしても大丈夫という通知をしても皆参加してくれた。

新しいメンツも入ってきて、また盛り上がります。

参加した人たちに本当の話を語ってもらう。

そこから設定を作る。

場所、その時の気温などを具体的にシェアする。

そこからのやり取りは完全に即興だけど、根っこに「真実」があると演者は「この先どんな展開にすれば?どうしよう・・」という不安からハズレやすいようです。

それでも、空間に馴染めないとあっという間に「この先・・」という不安が入ってきます。

だから、できるだけ馴染んでもらうこと。自分が演じるにあたり安全な環境なのかどうか?というところにこだわります。

素直に。嘘をつかず。無理をしない。

最初にすでに頑張っていたり「なんとかなる」とか「わからないけど始めたらいけるかも」みたいな状態でやらせない。

安全安心だからこそ、相手に意識を向けられる。

この空間だったり、相手からの影響を感じられる。

それを何回も体験してもらってから、物語として動く、相手の感情が動くような指示をワタリが出します。

今回はそれを1組みずつ皆の前でやってもらいました。

関係ができていると、人前で演じることのプレッシャーもないようでした。

そして、演じている人が意図せず思わず漏れてしまうような感情や仕草、眼の動きなどを見ることができました。

良い即興をしている時にでる「その人の素敵な性質があらわになる」状況。

観てる人がその人を「愛おしい」って感じる素敵な瞬間。

その瞬間がたくさんありました。

腹を抱えて笑うシーン、リアル過ぎてしんどくなる家族との揉め事、おめでとー!って心から言いたくなる恋愛のシーン。

楽しかった。

また参加者から「自分が本当に感じている体験をしたから、普段のプレイが嘘をついているのがわかりました。それが本当に有り難い」という感想をもらいました。

まずは自分としっかりと繋がっていることを体験する必要がある。

それがわからないと、ものすごく薄いところで相手とやり取りしていることに気づかない。

で、ここに気づくと大変でもある。もとには戻れないから。

で、自分と繋がれていない時が良く分かる。

それをダメとするとまた繋がれない。

また、自分が感じたことに固執するとこれもまた支障がでる。とたんに「私は感じてます!」という勝手な人になってしまう。それでまた相手と繋がれない。

自分と繋がり、相手と繋がる。そこに豊かさが必要だ。ユーモアが必要だ。

観念する。手放す。そういった言葉でいうと簡単なことを実践する旅にでる。

それは自分の狭い器をもっと知る旅でもある。

やっていることは違うが、普段の即興のワークショップにも当たり前に通じる。

むしろ、より土台となっている。

面白く、興味ぶかい時間でした。


ワタリ
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。