【インプロW.Sブログ】その理由は誰がためのものなのか?

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いま読んでいる本で「人は理由がないと飲み込まないが、理由がつくと、途端に納得する」という話があった。

先日のワークショップはまさにその話になった。

参加者の振り返りを聞いていくと、「自分ができない理由」をみつけていた。

それはそれで大事なことではあるけど、気になったのはその理由がついたことによって安心しているということ。

そこを突っ込んだ。

まさに、だった。本人もびっくりしていた。

「で、どうする?」っていう方向にいかない。

ただ、分析して理由がつく。そこにある種の気持ち良さが生まれて、終わる。

なんだか「やった感」もでるし。

しかし、そもそもの欲求は?

それができるようになりたい!ってなってなかったか?それともそもそも「できない理由をみつける」ことが目的だったのか?

理由がわかったからなんなのだ?

わかったとて、できなければ意味がない。

自転車がどういう原理で乗れるのかわかっても乗れなければ意味がない。

いや、原理が知りたいだけだったらそれでいい。

根っこの欲求はなんだった?

その考え方をしているのはなんでなのか?

そこを自分で突っ込んでいくといい。

って言ってるワタリも、その理由を見つけたからなんだ?って突っ込む。

それで?

それで?って自分に言う。

だから?

だから?って自分に聞く。

参加者が心からいきたいところはどこだ?

そこに一緒にいく。コーチっていうのはそういうことだ。

次の具体的なアクションは?

そこに繋げられなかったら「理解・解釈」の世界でおわる。

具体的なアクションをみつけて、あとはやる。やる。やる。

また、途中はワンワードというゲームをした。

2人や3人が分節ずつ言葉をシェアして1人の人間のように話しして動いていくというゲーム。

居心地が悪かったり、なんて言っていいか分からなかったら「もう1回!」という。

うまくいかなくていいと観念すること。そこからの解放。手放すから失敗を恐れず笑うことができる。なのに、いつしか「『もう1回!』っていうルール」になる。

「あ、どうしよう・・もう1回!って言わないと」ってなる。本末転倒。

なんで、不安になるのか?

どうしたらいいのか?

自分で考える。

失敗をたのしめるから、もっと未知なるところ、もっと難しいところにチャレンジできる。

なんでモヤモヤしてる?どこが苦手ってなってる?

なんのために考えてる?なんのために答えを出そうとしてる?

ひとまず落ち着くため?今の自分が間違ってないと証明するため?

成りたい自分に成るため?

なんのために来ている?

突きつけていかないと、普段の自分の習慣や、安心したい本能に落ち着いてしまう。

正解を探すな。今の自分にはない世界にいくのに、今の自分の判断でやるな。魂からの欲求に突き動かされて「やりたい!成りたい!」って我武者羅になってやりきれ。

頭で判断していたらずっとどこにもいけないままだ。

考えられないくらいやれ。

お前が行け!お前が決めろ!ヨーソロー!って長渕剛が頭に出てきたからそろそろ終わり 苦笑

なんてことを自分に言ってる最近です。

ようは没頭するくらい心から楽しいことをやっていこうっていうことなんだ。


ワタリ
ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。