昨日は兵庫県西宮市立西宮高等学校の2年生、約320人にむけてロクディムワークショップ。
カタヨセヒロシと渡猛とでやってきました。
西宮駅からタクシーに乗って学校へ。
すごい坂道をあがってくだって着いた西宮高等学校は、とても大きな学校でした。
体育館も巨大!300人以上はいっても全然余裕のスペースがあります。
なんの繋がりもないなかで、ホームページを見てピンときて問い合わせてくれた大西先生との出逢い。
この先生の熱がもうとんでもなかった。
とにかく生徒のこと、親のこと、学校のことを考えて、より良くするために問題点を見つけて1つ1つ具体的に解決していく。その皆の問題を見る、聞く、見つける感覚の鋭さ、そしてそれを解説すべく実行していく行動力。
そういう先生がいろいろやるもんだから、生徒も「また先生がなにかやってきたぞ〜」みたいなノリになっている。
つまり想定外に慣れていたり、楽しいが伝染していたりする。
生徒たちの集中力、楽しむ力が育っているなぁと感じました。
そういう環境もあって、即興ということに戸惑う時間はすぐに終わり、どんどん楽しんでいく空気へ。
もちろん皆が皆、問題なく楽しんでいるかというとそうじゃない。恥ずかしがったり、戸惑っている人もいる。でも皆、端っこにいる人たちも恥ずかしがりながらも、それぞれで楽しみながら取り組んでいる姿が印象的でした。
50分という短いワークショップだったにもかかわらず中身の濃い時間だったように思います。
なによりロクディムが「もっとやりたかった!!」と思うだけでなく実際に口に出して言っているくらい、こちらからしたら良い時間でした。
夜は先生と懇親会。
「やらなくても良い。問題ない。でもやったらもっと良くなる可能性がある。だったらやってみよう。この『やってみよう』っていうのが僕のテーマなんですよ。だから誰もやっていないことをたくさんやりました(笑)」
「生徒がやりたいって言ったことは、危なくなくて、誰も傷つかないのであれば、やらせるようにしています」
だから生徒も自分たちでいろいろ考える。提案する。自分たちで自分たちを楽しませようとする。
普段の運動会ではできないことをやる「裏運動会」というのができたりw
自分たちがやりたいことを実現するために何が必要かを一緒に考えていける環境が学校にあるということ。
それは先生のような情熱があって生徒の声(それだけでなく他の先生の声や親御さんの声まで)を聞く人がいるからだろうとワタリは思いました。
また素敵な先輩に出会えました。
感謝。
そして兵庫県という地元でやれることはやっぱりなんだか嬉しいものなんだなぁと感じた日でした。
