【W.Sブログ】言霊

20190417(水)
ワークショップへ。

参加者の1人が、ワークに来た動機が「怯えと向き合う」という話しから始まった。

話しをしていくと、自分がいないと感じる。

いないというか、隠れている。

掘り下げていくと、親から「あんたのせいでお金がどんどん出ていく」みたいなことを言われたのがかなり響いているようだった。

生きているだけで迷惑がかかる。

自分が存在するだけで迷惑。

その上で何かをするなんてもってのほか。

そう思っているからどんどん自分の意思がなくなる。

自分がどうしたいか?をみないようにする。

少しでも迷惑をかけないように相手に合わせるっていうことが100になる。

だから、即興のエクササイズで「本当に良いと思ったら良いといい。嫌なことは嫌という」

というワークはなかなかできない。そらそうだ。

親から言われたこと、教育現場で言われたこと。

それが言霊になって、自分のやりたいことを、生きることに必死にブレーキをかける。

なんでやねん。

あなたが生まれてきたことが、とんでもない奇跡なのに。

親が悪いのか?というとそこの部分はわからない。

どんな背景でどんな感じで言ったのか?までわかっていないから。

でも、大人も子供も

もっと自分の言葉の力を知ったりするような教育や、もっとゆとりがあるような日常や

また、その言葉を乗り越える意思や体をつくる環境や

そんなこと関係なくただただ成りたい自分に成るためにどうすればいいか?を見つけていく知恵を学んでいく場所が

もっと必要だと感じることが多い。

今日来た彼女にとって、ワタリのワークは少なくとも自分の体と心を向き合ったり、養ったり、癒やしたりする場所のようだ。

まず自分を救うように。動いていく。

世の中を救う「救世主」でなく、自分の人生を救う主「救生主」に。

相手や、社会のためになるのはその後でいい。

まぁ、相手や社会のためになることで自分を救う人もいるから順番はどっちでもいい。

とにかく自分に応えるために頑張れって思う。

その日もたくさん笑った。そして向きあった。

ワークが終わって、一緒にご飯たべてバイバイした。


ワタリのワークショップ「ワタリーショップ」は都内で定期開催。
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ABOUTこの記事をかいた人

即興遊戯者/インプロバイザー・渡猛(Takehi Watari) 奄美大島生まれ兵庫県育ち。 即興芝居×即興コメディ=即興エンターテイメント集団「ロクディム」共同主宰。 即興で演じ、歌い、踊る1人芝居ライブ「ヒトリワタリ」を全国展開中。 ブロードウェイで最もロングランした1人芝居「Defending The Caveman」を初アジアバージョンとしてハリウッドキャスティングディレクター奈良橋陽子監修のもと、2年間公演を行い好評を得る。 即興(インプロ)ワークショップ「ワタリーショップ」を都内で定期開催。 大学や企業でも即興ワークショップを通して「この瞬間を目一杯感じて、自分を愛し、無我夢中に遊びあい、交ざりあい、笑いあう人間関係を育む場」を提供している。 京都精華大学非常勤講師。